釣りコラム

お気に入りのフカセ釣りのヒシャクのグリップを補修してみた

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こんにちは、しまLOGのしまちゃんです。
皆さんはお気に入りのヒシャクはありますか?釣りをしていると2本3本と増えていきますよね。でも、結局1軍でいつも使うヒシャクは決まっているのではないでしょうか。
そんなお気に入りのヒシャクのグリップが先日壊れてしまいました。ここではその補修について掲載したいと思います。

補修するヒシャクはこれ

私はデュエルのTG Magic shaft ロングのグリップが握りやすくてお気に入り^ ^
カップをチタンに取り替え、グリップ止めも装着して使っておりました。
このヒシャクですが、兎に角グリップの形状が最高に手になじむのです!
グリップに目をやらなくでも独自の形状で、握る方向が瞬時にわかるのが最高です!
特に夜釣りのように視界が効き辛い環境では役立ちます。

 

それが何と前回の釣行で折れました(ToT)

 

デュエルのヒシャク、TG Magic shaftの弱点

このヒシャクはグリップがプラスチックなので、耐久性が低いのです。折れたの二本目…。正確にゆうと、プラスチックの対候性や耐久性が低い。もっとその性能を加味した素材にして頂けるとありがたいのですが。

とは言え、シャフトとカップはまだまだ使える。捨てるのは勿体ない世代なので補修を試みます。

デュエルのヒシャク、TG Magic shaftを再生させる!

それでは早速材料をホームセンターではなくダイソーで行き、なるべく安価で再生しようと思います。
12✖️30ミリの安いパイン材を購入。壊れたグリップから型を取り、パイン材をカッターナイフで成形していきます。パイン材は柔らかいのが特徴で、カッターナイフで簡単に削る事が出来ます。

 

粗々成形出来たら両面テープで貼り付けします。後の工程ではがしますので全面には張らず、3点に分けて貼るとはがしやすいです。
左右のずれを合わせる為にもう少し削ります。

 

立体的に削り出していく

次に削り出していくために立体的になるようにけがいていきます。
こんな感じでしょうか・・・。

 

この作業は、昔ルアーを作っていた工程に似ています。その時の経験が役立ちました。

次は削り出していく

上下左右に削り出す線を書いていきます。それに従って徐々に削り出します。
いっきに削ると失敗する可能性がありますので、様子を確認しながらゆっくりと
行う事が大切です。

 

ある程度カッターナイフで削れたら、次は木工用の鉄ヤスリで削っていきます。

 

サンドペーパーで仕上げていく

鉄ヤスリで粗削りができたら、次は紙ヤスリで仕上げていきます。
240番 → 400番  で仕上げました。後の工程で最終の仕上げをしますので
これくらいの番手まででいいでしょう。

グリップらしくなってきましたよ。

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シャフトへ取り付けする

両面テープで止めている合わせ目にカッターナイフを入れて、丁寧に剥がしまして行きます。

 

中心線を書き、それに沿ってシャフトの位置をけがきます。

 

シャフトの溝をホリホリします、彫刻刃の丸刃を使うと簡単ですよ。

 

合わせてみると、いい感じです^ ^
これから、接着、塗装となります。

グリップとシャフトの固定をして塗装を行う

グリップからシャフトが抜けてしまわないように、タコ糸などを巻いて瞬間接着剤で固定します。

グリップは木工用ボンドで固定し、テープで仮止めして乾燥を待ちます。

次にクリップ部にコーティングをします。耐水性、対候性、耐久性を持たせたかったのでですが、安くおさえたいのて100均のニスにしました。

同じニスでもこれは油性です。水性よりも耐久性はありますから良しとしました。

 

1回目は塗り込んだ後気泡が出たりけば立ちますので、紙ヤスリでキレイに整えます。
それを5回ほど繰り返します。

完成

完成しました。ニスの色がイマイチ感ありますが、握った感じは良いですよ!
費用も500円程で済みました。これからガンガン使います!

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