神奈川近郊のフカセ釣り

三ツ石釣行で無理をして危険な体験をした

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初釣行に行ってまいりました。
初釣行にして、大変でした・・・。
三ツ石に行くには、タイドグラフで80以下でないと渡れません。
AM4時に渡れば何とかなるなんて、甘い考えが全ての間違いでした。
買い物などでちょっと遅れ4時半前に渡り始める。
潮が満ち始めて、ゴロタが水没し始めています。
急げやいそげ!とばかりに進むと、結構深い・・・。
波も来て、態勢を維持すのが難しい・・・。
あ、磯ブーツ水没。冷たいけど前進するしかありません。
ライトで照らすも状況が分かりずらい。
そのうち、膝まで水没。次はお股まで・・・。
あっ!と思ったら態勢を崩して胸まで浸かる。この時は足がつかず、少し流され本当にあせった。
落ち着いてなんとか岩に這い上がるも、上着もべちょべちょ。体力も限界近かったのですが、何とか恐怖と戦いながら三ツ石へ逃げ込んだ。
まずブーツ脱いで脱水、次に防寒のズボンと靴下を脱いで脱水。幸いな事に防寒の上着は背負子に担いでいたので、ちょい濡れで済んでいた。
この時点で夜明け前。このまま干潮まで約6時間寒くて持たないよ・・・。
あっ、三ツ石は渡船がある事を思い出す。しかし、不幸は続きなんとスマホも水没しておりましてつながらない。三ツ石には俺一人・・・。これ、まずくないか!?
兎に角寒いので周囲から燃やせそうな枯葉や枝を集め焚火を試みるが、湿っており着火しませ~ん!こうなったら気持ちをしっかり持って、体を動かして体温維持するしかありません。濡れたヒートテック、長袖Tシャツ、タイツ、防寒ズボン+無事だった防寒の上着で何とかしのぐ。
夜が明けて来ましたが、予報通り西風が弱かったことが幸いでした。
日も出ていますので、気分を入れ替えて釣り開始!
と思いきや、ウキポーチが流されたようでない。予備の0ウキが1つあり、これのみで勝負。
それにしても、目茶苦茶寒いぜ!吹雪いたゲレンデ並みです。
俺の一生の中でも一二を争う事故なのですが、そんななか1投目から当たります。
そして、足裏サイズが釣れ続く。かなり面白い。そして、目茶苦茶寒い。
寒く耐えきれなくなったら、風裏に避難しひたすらストレッチで体を温めまた釣り。
昼過ぎには何とか下着は体温で乾燥できた様子。干潮の14時まで兎に角釣り続ける。
結果、足裏から30センチまでを30~40尾程釣りました。棚は1ヒロ半~2ヒロ。これはこれで楽しかった。勿論写真はありません。スマホ水没したので・・・。
釣りながら、今回の事故の事を考える。
【問題点】
・夜釣りの危険に対する認識が甘かった。特に渡渉は水が少しでも被りだしたら絶対控える事。
・潮汐表をスマホアプリで見ていたが、海上保安庁の正確なデータで確認する。若干ずれていました。
・万が一に備えて、携帯電話は防水パックに入れておく。連絡手段がなくなると本当にやばい。
【ラッキーだった事】
・溺れかけたが、防寒着のズボンが浮き輪代わりになっていたようだ。
・天候が良かった。体力回復につながった。
・竹製の杖を持参していた。このお蔭で態勢を崩しながらも支えにしてゴロタを渡りきれた。
私の様に無謀な釣行をする人はいないとは思いますが、くれぐれも気を付けてください。スマホなど色々な物を失いましたが、何事もなく帰宅出来た事を考えるとそれで済んで良かったと思いますし、今後の教訓にします。
今年一年皆さんが無事で楽しく釣りが出来ますように!
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