フカセ釣り初心者へ

【フカセ釣り】ウキ止め糸のちょうどよい結び方とウキストッパーの上手な使い方

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ウキ止め糸とウキストッパー

こんにちは、しまLOGのしまちゃんです。

今回はフカセ釣りのウキ止め糸とウキストッパーの使い方について解説していきます。

この2つの道具はすごく地味なので、皆さんあまり気にかけていないと思います。しかし、セッティングが上手くいかないと棚の調整に戸惑ったりします。

また、上手な使い方を知っていれば快適に釣りを出来るだけではなく、釣果アップにもつながります。

しまちゃん
しまちゃん
それぞれの使い方を見ていきましょう

■この記事を書いた人

 

はじめまして!

●海、川、湖と30年以上いろいろな釣りを経験
●現在はフカセ釣りメインに活動中
●釣りのステップアップ情報を発信しています

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フカセ釣りの基本的な半誘導仕掛け

フカセ釣りの基本的な仕掛けは下図の半誘導仕掛けになります。

チヌ釣りの仕掛け

半誘導しかけとは?
ウキを固定しない仕掛けでウキ止め糸の位置で止まる。メリットはウキ止め糸を上下させる事により、任意の水深を狙うことができます。

半誘導仕掛けに対して、ウキ止めを付けない仕掛けを全誘導仕掛けと言います。うまくコントロールをしないと、仕掛けがドンドン底の方に入っていきます。

🔰初心者
🔰初心者
全誘導と半誘導仕掛けのどちらがおすすめですか?

しまちゃん
しまちゃん
全誘導はコントロールが難しいから、初心者はしっかりと棚の取れる半誘導仕掛けがおすすめだ

今回解説をするのは半誘導仕掛けのウキの上部に取り付けるウキ止め糸と、下部に装着するウキストッパーとなります。

ウキ止め糸の使い方

ウキ止め糸

ウキ止め糸は半誘導仕掛けで必須のアイテムです。この糸を取り付けた位置でウキが止まり、一定の水深=棚を釣る事が出来る訳です。

狙う棚で反応が無ければウキ止め糸を上下させて棚を変えてやればいい。このように魚の反応を探るには半誘導仕掛けが分かりやすい訳です。

ウキ止め糸だけではウキがすり抜けてしまうので、ウキ止め糸とウキの間にシモリ玉を装着するのが一般的です。

ウキ止めには2種類ある


ウキ止め糸

ウキ止めの写真


ウキ止めゴム

ゴムのウキ止め


ウキ止めには2種類ありますが、フカセ釣りにはウキ止め糸を使いましょう。

2種類のウキ止め

ウキ止め糸:糸状の物を道糸に結び付けるので小さくまとまる ウキ止めゴム:結ぶ手間がいらないがゴム自体が大きく抵抗が増える

ウキ止め糸を結びつける方法がトラブルもなく扱いやすい。ですからこちらの使い方をご紹介していきます。

間違えて購入しないようにウキ止めゴムのデメリットを紹介します。結びつける手間がないのはいいのですが、ゴム部分の中に道糸を通すので大きくなりがち。

すると道糸を巻き取るときやキャストの際に、ガイドに当たりガツガツなるので快適に釣りが出来ません。

特にフカセ釣りで使用する磯竿の1.5号前後の穂先部分のガイドは小さいです。

そのためにガイドとウキ止めゴムがどうしても干渉します

ゴムのウキ止め

ウキ止め糸は比較的コンパクトに取り付けが出来るのでトラブルはほぼないです。道糸への取り付けも、難しい結び方ではありませんのですぐに慣れますよ。

このウキ止め糸はしっかりと締め込みがきき、上下の移動もしやすいのでオススメです。

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ウキ止め糸のずれない結び方

道糸に3回巻きつけて締め込み過ぎない事!

ウキ止め糸の結び方はよく紹介されているこの方法が簡単でオススメです!

出典:釣研ウキ止め糸の結び方

ウキ止め糸を結ぶコツ

●巻き込む回数は3回 ●締め込みは徐々に行う

フカセ釣りであれば巻き込みは3回でOKです。遠投して深場を狙う場合はウキ止め糸もリールに巻きこむ事が多い。そうすると、ガイドと擦れる時に動いてしまう場合がある。

それを防止するために、4~5回巻いてずれにくくします。

それに対してフカセ釣りではリールに巻きこむ事も少ないので3回でOKです。

コツは一気に締め込まないこと。締め込み過ぎるとウキ止め糸が固着して動かなくなるし、無理して動かすと摩擦熱で道糸が傷みます。

ゆるめに結んで動かしてみよう。ゆるければ徐々に締めこむように調整すると良い。

最後は両端を5ミリ程残してカットしよう。

しまちゃん
しまちゃん
ゆる過ぎると糸が勝手に移動してしまい棚がずれてしまう。きつ過ぎると結び目の移動が出来なくなるぞ

ウキ止め糸を移動させるときの注意点

ウキ止め糸を移動させるとき、勢いよく動かすと摩擦熱で道糸にダメージが出ます。

対策としてまずウキ止め糸を海水やツバでしっかりと湿らせて、摩擦熱の起きにくいようにゆっくりと移動させる事が大切です。

シモリ玉

シモリ玉

シモリ玉はウキを確実にウキ止め糸の部分でストップさせるための道具。フカセ釣りの場合は極力小さい物を使うと、風などの影響を受けにくく扱いやすいです。

ウキストッパーの役割と取り付け位置

ウキストッパーの役割はいくつかありますが、主にウキが道糸を通り越して針まで落ちていかないようにする事です。

取り付け位置はハリスと道糸の接合部分より10~20㎝程穂先側になります。

フカセ釣り用のウキストッパーは小ぶりなものを使う人が多い。しかし、小さい物はグリップ力が弱いので徐々に下へずれてくる事があります。

そうならないように私は大きめの物を使用しています。これはかなり使い勝手が良いのでオススメしたします。

ウキストッパーの比較

また、根掛を回収するのに道糸を引っ張りますよね。ウキストッパーが小さいと切れた時の衝撃で外れてしまい、ウキごとロストすることがよくありました。

おすすめの大きいサイズを使えばそのリスクが格段に減りますよ。大きい分視認性もますので、仕掛けの位置確認もしやすくなるメリットもあります。

まとめ

ウキ止め糸とウキストッパーの役割や使い方はご理解頂けたでしょうか。こまかな道具ですが扱いをちょっと工夫するだけで釣りがグッとやりやすくなります。

この方法を取り入れてみて下さい。

質問などあればお気軽にお問い合わせ下さいね!

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