釣りコラム

磯竿の穂先が折れたとき、簡単に修復できる方法

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この秋初めてグレの様子を見に行ったら、なんと愛竿メガディスの穂先を折ってしまった。

こんにちは、しまLOGのしまちゃんです。という事で今回は穂先の補修方法について解説をしていきます。

 

穂先を折ってしまったのは3回目

 

フカセ釣りを10年以上やっていますが、穂先を折ったのは今回が3回目です。1回目は初心者の頃、釣り場で仕掛けを作っている最中に竿が倒れた衝撃でポキリ。

2回目はつりの最中、知らぬ間にファイアブラッドの穂先が折れていた。修理に出すと費用がかなり掛かるので初めて自分で補修をしたのだ。それから5年程問題なく使用出来ていますので、今回はその時行った方法をご紹介します。

 

今回の穂先を折ってしまった原因

 

折れた穂先

本日は強い向かい風の釣行でした。気を付けてはいたのですが、気が付かないうちに穂先にラインが絡まっていたのでしょう。仕掛けの回収時にハンドルが重いなと思ったら穂先がぶら下がっていました・・・。向かい風にはご注意下さい。

 

穂先が折れた時に気を付ける事

 

ショックな気持ちを落ち着かせてゆっくりと竿をたたみましょう。この時ラインにぶら下がっているトップガイドの回収をするのと同時に、竿の#1についている3個程の別のガイドをなくさないように気を付けて下さい。#1をたたんだ時、トップガイドがないので竿から外れてしまいますからね。

 

補修前に部材費の確認

 

ダイワはHPで部品費用の確認が簡単に出来ます。

ダイワパーツ検索システム → https://www.sl-planets.co.jp/shop/c/

↓↓↓私のメガディスの穂先関連の場合はこれです。

メガディスの部材費

#1の価格が¥9,600!今回はトップガイドの根元から折れているので、数ミリ穂先の詰めで済みそうですから、そのまま使用する事としました。

 

修復開始!

 

たいした道具は必要ありません。唯一、瞬間接着剤を購入しました。100均の瞬間接着剤は所有していますが、何だか保持力に一抹の不安がありましたのでホームセンターで正規品を購入したのです。

購入した瞬間接着剤

 

トップガイドを整える

 

まずトップガイドに残った穂先を取り除く必要がある。これが穂先補修で一番大切だと思います。しっかりと除去できないと新たに穂先を十分に挿入することができません。

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除去方法ですがガイドをライターで炙り穂先を固定している接着剤を溶かして引っこ抜くのである。3秒ほど炙りペンチで引っ張って下さい

ライターで炙る

 

簡単に抜けるはずです。

穂先の抜けたガイド

 

ライターでガイドを炙ると、ちょっと黒くなりますが強度的には大丈夫でしょう。しっかりと拭いてあげればある程度落ちます。一応自己責任でお願いします。

 

黒くなったガイド

 

穂先を整える

 

折れた穂先

折れた穂先は断面が裂けていますので、綺麗に整えてあげる必要があります。まずカッターナイフでバリをゆっくりと丁寧にカットして下さい。

 

次にサンドペーパーの#800から#1000位で整えていきましょう。ちょっとピンボケですいません。

整えた穂先

 

穂先とトップガイドのサイズ合わせ

 

トップガイドに穂先が十分に入るか確認します。今回は穂先が数ミリ折れただけでしたが、そのままでは入っていきません。少し太いようです。

対処方法として、穂先のトップガイド挿入部分を削ります。削り方ですがカッターナイフの刃を立てて、穂先表面の塗装を撫でるようにすると良いです。ギリギリ入る寸法でよいので削りすぎには注意!

↓↓↓削り終えた穂先

削り終えた穂先

 

トップガイドを付ける前に

 

トップガイドの取り付けになりますが、その前に2番目以降のガイドの取り付けを忘れないようにして下さい。この時ガイドの向きや順番がありますから間違えないように

ガイドの順番と向き

 

トップガイドの取り付け

 

トップガイドに接着剤を付ける。

接着剤を付ける

 

この時忘れてはならないのが取り付け方向です。#1のガイド合わせラインとトップガイドの方向を合わせる事をお忘れなく!

トップガイドの方向

 

まとめ

 

トップガイド付近で折れた場合はこの様に自分で補修する事が出来ます。もし折れてしまったのであればやってみる価値はあると思います。

上手くいかなかった場合は#1の部材を取り寄せて取り付けを行えば良いでしょう。

質問などあればお気軽に右上の「Follow Me」欄からお問い合わせ下さいね!

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