こんにちは、しまLOGのしまちゃんです。
この記事ではフカセ釣りを始めてみようと考えているあなたへ、1本目におすすめする磯竿を紹介していきます!
磯竿は種類が多いので、フカセ釣りに慣れていない人には何を選べばいいのか難しい。竿の長さや号数など、ちょっと複雑でわかりにくいですよね。
まずはお手軽に楽しめる堤防や小磯の使用を前提に、どのような竿を選ぶと良いのか。その理由と価格帯別にコスパの高い磯竿を紹介していきますから、最後までご覧くださいね!
■この記事を書いた人
●海、川、湖と30年以上いろいろな釣りを経験
●現在はフカセ釣りメインに活動中
●釣りのステップアップ情報を発信しています
フカセ釣で使いやすい磯竿
磯竿は種類が非常に多くあり、どれを選べばいいのか迷います。もしかして、持っている竿が流用出来なかと考えたりもするでしょう。
磯竿に必要な基本的な機能をまとめてみました。
磯竿に求められる機能
・堤防など足場の高い場所でも扱いすい
・仕掛けが長いので、ある程度竿の長さも必要
・軽い仕掛けを使用するので、しなやかさが必要
磯竿の長さの選び方
初心者にオススメしたいのは4.5m前後の竿です。
フカセ釣り用の磯竿の長さは5.3m前後が多い。この長さが磯竿に求められる条件を満たしてくれる、ちょうど良いサイズだからです。
しかし、フカセ釣りに慣れていない人には5.3mの竿は大変扱いにくい!これだけ長いと操作が大変なんです。
操作が大変な理由
・仕掛けが絡まりやすい
・キャストがやりにくい
・強風時は風の抵抗が大きい
・釣り人の多い場所では扱いが大変
この様な理由から、釣りの教本に書かれているような5mを越えるような磯竿を使う必要はありません。
おすすめする4.5m前後の竿だとすごく扱いやすくなりますよ!たったの80センチ程短くなるだけで、全く操作性が楽になります。
磯竿の号数の選び方
簡単に言ってしまうと竿の硬さになります。詳しい定義は違うのですが、この様なイメージでとらえて下さい。狙う魚種やサイズによって硬さを選定するイメージです。
大きく強く引く魚では硬い竿を、30㎝前後の魚を狙う場合は柔らかめの竿を選ぶ。
号数表示は1・2・3・4・5と基本的には1号刻みです。しかし、最近は号数表示が細分化されています。例えば1号前後の号数では0.8・1.2・1.5号などがある。
釣り人の要望に応えられるように、細かく設定されるようになっています。
その中でもオススメしたいのが1号か1.2号の磯竿です。
おすすめの理由
・20センチ前後の魚でも竿が十分に曲がり引きを堪能出来る
・50センチ前後の魚まで取り込む事が可能なパワーがある
初心者向けの竿として、汎用性を考慮して1.5号をすすめられる事が多いです。
しかし魚釣りの醍醐味は、魚の抵抗感を釣竿でダイレクトに味わえる事!1号や1.2号竿なら本当に面白いやり取りが出来るのだ!
1.5号と1号や1.2号は数値的にはそれほど差が無いように感じます。しかし、磯竿の強さと言いますか、竿の曲がり方はかなり違いがあります。
竿が折れるのではないか!?と思うほど曲がる事もあります。しかし、仕掛けのセッティングを基本通りにおこなえば、竿が折れる事はありません。
おすすめの磯竿5選
磯竿選びでは有名メーカー品を選ぶのが間違いありません。最近では超格安の釣り具が多くありますがオススメしません。
釣りを趣味にしていくのであれば、製造会社がそれなりに予算をかけてテストを行っている信用のおける道具を持つべきです。
やっぱり竿その物の耐久性能が全く違います。
とは言え、入門者はそろえる道具も多く金銭的にも余裕がないことも多いでしょう。価格帯別に磯竿を紹介しますから、希望に合った商品を選んでみて下さい。
1万円以下の磯竿
最初にご紹介するのが宇崎日新です。ダイワ・シマノに比べるとマイナー感がありますが、信頼のおける日本のメーカーです。
ご紹介する竿のスペックは1-450。1号で4.5mを意味します。優れた基本性能ながらも、日本製としては比類がない低価格を実現しています。
宇崎日新はダイワ、シマノと比べて同じ商品スペックならワンランクお求めやすい価格設定になっています。
調子、長さ共に豊富なバリエーションから選べる。入門用の竿で1号を揃えているのは宇崎日新だけ!
次に紹介するのは有名メーカーのダイワです。
「リバティクラブ 磯風」は、1本で様々な魚を狙えるよう、扱いやすく丈夫な設計でクセのない調子に仕上げた堤防用万能竿。
表記は1.5-450になります。1.5号からの設定になります。1.5号あればかなりの大物がかかっても、ロッドパワーがあるので取り込みは余裕です。
続いて紹介するのが、これも有名メーカーであるシマノの「ホリデー磯」1.5-450になります。堤防からのサビキ釣りやちょい投げにも活用出来ます。
ダイワ同様に1.5号からの設定となります。
1~2万円台
本音を言いますとこの価格帯以上のスペック品をそろえて頂けると、釣りがより楽しめると思います。グッと竿のスペックが上がるんですよね。
宇崎日新のプロスペックISO1-450になります。なんと言ってもこの竿の自慢はコストパフォーマンスが高い事!
オールSICガイドを使用しながらも、ビギナーのエントリーロッドに成り得る価格を実現。SICガイドとは、簡単に言いますと軽くて強度のある高級ガイドです。
これを搭載していると、竿の持ち重り感が軽減され操作が楽になります。
次はシマノのアドバンスイソ1.2-530です。530と少し長めですが、磯の釣りが多い方はこのサイズが扱いやすいでしょう。
スパイラルXを搭載しよりパワーアップ。確実にリールをホールドする、シマノオリジナルスクリューシートを採用しているので思わぬ大物にも対応してくれる。そしてトップガイドはSICを採用しています。
2~3万円台
この価格帯の性能があれば大満足なはず!。宇崎日新のイングラムISO IM 1.25-500。長さが5mになりますが、何と言ってもスペックが高い!
ガイドにはライントラブルをより軽減する軽量チタンフレーム、SICガイド、LG&IMガイドを全てに採用。
簡単に言いますと、写真の様に傾斜状になった軽量ガイドを全てに搭載しているので、糸絡みが少なく軽くて扱いやすい!
このロッドなら中級者でも十分期待に応えてくれるスペックを持っています。
最後はダイワの銀狼1号-45Yになります。
入門者でも本格的なチヌ竿調子を体感できるハイコストパフォーマンスロッド。チタンフレームI M(#1~#2番固定)を採用。扱いやすさはさすがのダイワです。
磯竿の取り扱いの注意点
磯竿の穂先はすごく繊細です。太さは1ミリ程度しかありません。よって折れやすい!私も何度か折りました。(泣
特に注意が必要なのは竿を伸ばすときと収納するとき。丁寧に慎重に扱わないと破損につながります。
中級グレードの磯竿の穂先を折りますと、交換費用に一万円札が飛んでいきますよ!
このように竿の扱いに慣れるためにも、入門用の竿を使い倒して慣れてから中級グレードの磯竿の購入をおすすめします。
まとめ
まずは1~1.2号の入門用の竿を入手して堤防でフカセ釣りを楽しんでください。ぐいぐい引く魚にひん曲がる竿の感覚を味わうと釣りの虜になりますよ。
最初は4.5m前後の短めの竿を使うと、扱いやすく釣りをより楽しめます。私は5.3m竿から始めて、慣れるのに随分と苦労しました。。。汗
竿の扱いに慣れてきたら本格的な磯竿を購入してステップアップしよう。それがフカセ釣りが上手くなる近道だと思います。
また、なにかわからない事などあればお気軽にお問い合わせください^^