釣果の食べ方

単身赴任だけど釣ったチヌを調理して、日本酒で家呑み堪能

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旬のお魚を食する事は釣り人として「魚を知る」為にも必要ですよね。キャッチ&イート派の私は先日の釣果のおチヌ様を調理してみました。

単身赴任中だけと魚を調理する訳

鳥取へ単身赴任してから一年半、普通一人暮らしのサラリーマンのおじさんだったら、わざわざ魚を捌いてまで調理しないですよね、多分…。

家を離れるまで、せっせと魚を捌いて家族に振舞っていましたが引越しの時「左利きの包丁じゃま!」と嫁。はい、私は左利き。そして引越し荷物にその和包丁とまな板も入っていたのでした…。

和包丁とまな板

ならば日本海の魚を味でも堪能するぜ!と考え今日に至ります。涙

釣ったおチヌ様は食べますか?

皆さんは釣ったチヌは食べますか?私は食べます。

チヌ

私は食べます。しかし条件があります。
✔きれいな海のチヌ
✔寒の時期のチヌ
✔40㎝以上のチヌ (関東ではカイズからクロダイに呼び名が変わるサイズ)

チヌは雑食性ですよね。だからか暖かい季節のチヌは様々なものを食べていると思われ臭みを感じます。それに対し冬季~ノッコミにかけては気にならないので食べます。

特に厳寒期にチヌの脂の乗りは半端ではないですね。

美味しく釣果を食べる為に

調理した魚

私は食べると決めた魚は釣ったら即〆めて血抜きをします。最近では更に神経締めもするようになりました。スカリやストリンガーでは活かしておきません。

調べるといろいろと言われておりますが、少なくとも魚がストレスを感じて味は落ちると思っていますので〆てしまいます。

また、捌いた魚の刺身は当日は食べず最低1日は寝かし、2~3日かけて食べます。その方が美味いから。これも専門的なお話がありますが、寝かした方が確かに美味しいですね。

その為にも、血抜き処理は大切です。これをしっかりするとみの色が全く違いますし血生臭さがありませんね。

今回のおチヌ様のお料理

さて、今回のおチヌ様はこのように調理させて頂きました。
✔お刺身
✔卵の煮つけ
✔皮の湯引き
✔ハラスの塩焼き

そして、地元鳥取の日本酒で頂きました。

卵の煮つけ

昔、合コンの定番質問で「得意な料理はなに?」なんで聞きませんでした?俺だけ?
この答はよく「肉じゃが」と帰ってきました。じつはこれ、簡単料理ですよね。

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この卵の煮つけも同様、簡単なんですけどうまい!そして味付けの好みも分かれる。私は甘辛くするのが好み。

白子もそうですが、卵も生臭さがありますので日本酒(料理酒)に暫く漬けておくと良いです。

煮付けるために、醤油、みりん、酒、砂糖を入れ卵が割れないように弱火で煮ます。卵の上面にも火と味が回るようにキッチンペーパーを落とし蓋代わりにして煮込む。

ある程度火が通ったらキッチンペーパーを取って、煮汁をスプーンで掛け回して味をまんべんなくいき渡らせる。

卵の煮つけ

そして冷まして頂きます。因みに、煮魚など煮たものは冷ますと少し硬くなって煮崩れしませんよ。お皿に移すとき崩れると残念ですもんね。

卵の煮つけ

激ウマでした^^

皮の湯引き

身から引いた皮は捨ててしまいますよね。チヌやグレなどの皮はじつは美味いんですよ!皮の直下には脂がありましてね、捨ててはもったいない部位です。

引いた皮を湯引きにして・・・、

皮の湯引き

このままですと皮は硬くて食べられませんので、細切りにします。

皮を細切りにする

これをポン酢に付けて食べると、コリコリして上手い!酒のアテに最高です。

皮の湯引き

ハラスの塩焼き

ハラス部分は捌いた時に骨に身が残ります。このハラス部分も脂がたっぷりとのって美味い部位なんですよね。捨てるのはもったいない!

今回ははハーブソルトを少しフリフリして・・・、

ハーブソルト

オーブンで数分焼きました。激ウマ!

日本酒と合わせる

最近日本酒を覚えました。魚にはすごく合います。何故か?それは日本酒の原料がお米だから。お米とお魚って合いますよね。

以前、私は日本酒が苦手でした。しかし、純米酒を飲んで印象が一変!純米酒は混ぜ物無しの米から出来ているお酒ですので悪酔いしないし味もいい。

日本酒初心者の方には生酒をおすすめします。軽い飲み口で飲みやすいお酒が多いです。購入方法は酒屋へ行って「純米酒の生酒ありますか?」と聞いて下さい。いろいろと進めてくれるはずです。予算は4号瓶で¥1,500前後です。

おっと、王道の丼物もね

刺身の最後は丼物を頂きました。炊き立てご飯の上に大きめに刻んだ大葉を引きつめ、大ぶりの刺身をのせ、更にその上に乾燥した川海苔を振りかけて頂きました。

丼物

海と川のコラボレーションや!

うますぎです。おチヌ様に合掌。ご馳走様でした。

まとめ

チヌも部位によっていろいろな食べ方があります。紹介させて頂いたのはほんの一部ですから、皆さんもいろいろと挑戦してみては如何でしょうか。

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