6月に入り海釣りから徐々に川釣りにシフトしていく季節となってきました。これからの磯はなにせ暑すぎるし、エサ取りも尋常ではない状況となるために釣りが苦痛になってしまいます。
ですが、梅雨が開ける前にイサキを釣りたい。尾長も良い季節だしあばよくば真鯛も狙える。そんな釣りプランを立てつつ磯へ釣行してきました。
念願の隠岐の島釣行
今回の釣行は久しぶりに渡船を考えておりました。どうせ行くなら念願の隠岐の島!実は単身赴任で米子に来て程なくコロナ蔓延により、これまで行く機会を失っておりました。
隠岐の島への渡船の情報収集
渡船のシステムって、地域によってかなり異なりますよね。申し込み方法や集合場所、時間など基本的な事も含めて知りたいと思いネットで検索をしてみましたが、詳しく紹介されていませんでした。
HPがあってもざっくりな感じで詳細が分からない。そこで行きつけの釣具屋さに相談をして、HPが唯一詳しく掲載されていた浜吉丸さんに決定しました。
今回は一人渡船で、しかも初場所なので迷惑を掛けてはいけないととても緊張していました。予約の電話をすると、朝3時に出船するとだけ言われたのでした・・・。 不安・・・。
当日のタックル
釣行日時 6月11日 5:00-17:00
釣り場 隠岐の島-松島/ホトケ
潮回り 大潮
タックル ロッド:シマノ/ファイアブラッド尾長SP(1.8号相当)
リール:ダイワインパルト
ミチイト:3号
ハリス フロロ3号
針 ジーク尾長2 4号、カットグレ9号
釣果 尾長グレ 34㎝、足裏グレは50尾位
エサ オキアミ生
出船当日
HPによると七類港の集合場所が詳しく掲載されておりました。これはありがたいですね。実は他の渡船にも電話で問い合わせをしておりましたが、口頭だけではわかりにくいですし、かと言ってあれこれと確認して長話になるのも迷惑かと気がひけて、良くわからず仕舞いでした。
ですから、HPで詳しく掲載して頂けると慣れていない者としては大変ありがたい。
出船1時間前のAM2時に到着。すでにたくさんの人がおり荷物を船へ積み込んでいます。見様見真似で私も積み込む。
船長らしき方が登場、初めてですと挨拶し乗船名簿の行先希望欄には「イサキ・真鯛の釣れる磯。お任せ」と記入。どの場所に渡されるのか、不安と期待が入り混じった中の出船!
ここはどこ?
緊張していましたが、磯までは2時間弱。いつの間にかうとうとと・・・。
突然船長から名前を呼ばれ、寝ぼけ眼でハイ!と返事をする。どうやら1番目の下船が私の様で、いそいそと荷物を下ろす準備をし、船長からは特に磯の情報提供もなく、気が付けばぽつんと1人磯に佇んでおりました。
私的には、初めてとお伝えしていたので簡単な磯の狙い方など教えてもらえるかと思っていたのでした。
兎に角、まずどこにいるのか確認。グーグルマップを立ち上げるとわかりました。松島のホトケのようです。(ハートマークの場所)
夜も明けてきましたし、なかなかの良いロケーションで気に入りました!
さて、どうつりますかね
はやる気持ちをおさえて、海の状況を観察して釣り座を吟味します。何せ、事前情報が0ですからね・・・。
水深はそこそこありそうです。潮が効いているのは、どうやら船着き場の横の場所のようです。そうと決まればマッハで準備完了~♪
今回のタックルは離島のお決まりセッティングです。ファイアブラッド尾長SP、1.8号相当の腰から曲がる粘りのあるロッド。長年愛用中のお気に入りロッドです。
実釣開始!
コマセを撒くと、北を向いて左から右へ(東へ)流れがあります。シマノ/ゼロピット00のダイアルを目一杯締めこんで投入。結構潮は早い。仕掛けがなじみしばらくするとバチバチー!
がっちりと竿が曲がります。これは尾長ちゃんですね。久しぶりのこの引き、いいね!
思ったより小さく、30センチ程の尾長グレでした。キープしようか迷いましたが、離島に来たので35センチ以下はリリースかな。(@^^)/~~~
しかし、この後が良くない・・・。
潮は流れているが、魚の反応は悪い
ほぼ、一投一尾で当たるのですが、ドンドンんサイズダウンしていきます。口太と尾長が半々。ウキを000に変更して深めを探るも変化なし。
投入点を変えながら様子を見るも、足裏グレのオンパレード。これは何気に潮が悪いと判断。更に深めを探る事としました。
仕掛けにG4×2個付けて強制的に沈めていきます。竿二本程入っていると思うのですが、反応は変わらず・・・。
納竿の17時が近づく・・・
何をしても足裏グレ。本日25センチ前後を50尾程釣りましたね。イサキ、真鯛はいずこへ~!?
最後のコマセです。暫く狙っていなかった流れの境目へ投入。するとアタリ。どうせ足裏グレかと思いきや、なかなかいい引きをしますよ!
本日最大の34センチの情けの一尾?いやいや執念の一尾でございます。仕方なくキープした足裏グレ数尾とウマズラハギをクーラーに入れて帰路へ。
隠岐の島→七類港へ
当日、渡船は20名弱でしたが日帰りの船中には私を含め2名のみ。皆さん雨予報の中で磯泊りなんですね。すごっ!
唯一日帰りの方と話をするも、その方も全く反応なくタカベの猛攻だったそうです。まっ、こんな時もありますね。いろいろと書きましたが、浜吉丸の船長には良くしてもらいましたよ。また利用します。
次回は冬と来年の乗っ込みグレを狙いに来島を誓い、七類港までの間眠りにつきました。