釣りコラム

アジ狙いの投げサビキで、仕掛けを遠投する時のポイント

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良型アジのサイズになりますと、ある程度仕掛けを遠投して探る必要もあります。しかし、なかなか上手く遠投が出来ない、投入毎に飛距離がバラバラで定まらない、何故かカゴとサビキが絡んでしまう、などのトラブルもあるかと思います。

そんなトラブルも少しロッド操作を気を付けてあげればかなり改善されると思います。私も意識して行っている事をまとめてみましたので参考になれば幸いです。

サビキ釣りの遠投に必要な竿の長さ

投げサビキは仕掛けが長くなります。下図のように2.5m程になりますので竿は長めの物が適しています。具体的には4.5m~5.3mの磯竿や投げ竿が必要となります。

竿の選定についてはこちらも参考にしてみて下さい。

https://shimachan50.com/2021-7-19-sanin/

仕掛けをしっかりと後ろへ振る

仕掛け投入時竿を後ろの振りかぶるり、いったん停止して仕掛けが垂れ下がった状態で投げ込む方もいると思いますが、これでは最大限の遠投は出来ません。

この方法ですと竿の弾力を活かしきれていないからです。ではどうすればいいか?

仕掛けを振りかぶると、振り子のように後ろへ振られていきます。その仕掛けが時計の8時方向まで振り上げられたら、竿にはその重さがしっかりと乗ります。

そうすると竿が後ろ方向へしなりますが、その反発を利用して投げるのがコツです。腕の力に頼らず、仕掛けの重さをしっかりと乗せて竿の反発力を活かした投入方法を行う事で飛距離を稼げますよ。

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仕掛けを振りかぶる

竿の弾力を活かして投げる

後ろ8時の方向まで振りかぶれば、竿に仕掛けの重さがしっかりと乗ります。その竿の反発を活かして投げていくのですがちょっとしたコツがあります。

それは、竿の元上(もとがみ)にしっかりと重さを乗せて、投げていく方向=前方45度へ押し出すイメージで振っていきます。

ルアー釣りをやる方でライトタックルを使う方は、竿先でシュッと投げるイメージがあると思いますが、この場合はその逆となります。しっかりと竿の元上に重さを感じながらゆっくりと押し出すイメージで投入していくと、飛距離や方向が安定して同じポイントへ投入する事が可能となりますよ。

竿の弾力を活かす

ウキは自重のあるものを使う

いくら仕掛けを遠投しても、ウキが飛んでいかないと意味がありません。何故ならウキの着水点で仕掛けがなじむからです。ウキはある程度自重のある飛ぶものを選択しましょう。

こちらを参考にして下さい。

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着水直前にサミングをする

これは大切な投入テクニックです。投げサビキだけではなく、仕掛けを投げる釣り全体に適用できるテクニックです。

サミングとは仕掛けの着水直前に放出するラインにブレーキをかけて、仕掛けを張って一直線状にして投入さる方法です。

これが出来ないと、サビキとラインやカゴが毎回絡んでしまい釣りになりません。投げた仕掛けが着水する3m位前に、スプールに手を添えて放出するラインにブレーキをかけてあげましょう。

サミング

まとめ

いかがだったでしょうか。仕掛け投入時のちょっとした工夫で遠投が安定し、投入後のトラブルも激減させる事が出来ると思います。そうすると釣りに集中出来て結果、釣果へつながります。

皆さんも今一度お試しください。

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