こんにちは、しまLOGのしまちゃんです。
今回は以前釣り上げた巨大チヌの骨格標本を補修したので見て頂ければと思います。
グレ、メジナのフカセ釣りが大好きな私です。現在は山陰におり良く釣れるチヌを頻繁に狙っていますが、転勤前にいました神奈川でも産卵期などの好機には狙っていました。
中でもファミリーフィッシングポイントでゲットしました57㎝のモンチヌ、ビッグクロダイは思い出の魚です。
その時はあまりに嬉しすぎて、ろくに写真も撮らずに何故がすぐに捌いてしまったのでした。その時の様子は↓
何時間もアタリなし、しかし突然回収した付けエサのオキアミが無い!?
この様な時は間違いなくターゲットがすぐそこにいる。次の1投で57㎝ゲットしました。
メモリアルクロダイを記念に残したい
この時は57㎝を釣って舞い上がってしまい、記念になる写真などを残していなかった。何故か美味しく食べる事を第一に考えて、すぐに港でウロコを落としていました。
何とか記念に残したいと思っていろいろと考えました。
記念に残した方法とは?
その方法が骨を残す=チヌの頭の骨格標本でも作ろうかと思いつきました。その時すでにチヌは出汁をとっている鍋の中でしたが・・・笑
しかし、これがまた大変だったんです!なにせ、しっかりと煮ていたので頭の骨は鍋の中でバラバラとなり跡形もなくなっていたのでした。
それをこんな感じで何とか修復したのでした。3部作となります↓
数年経って骨標本がバラバラになった
クルーガンで固定していた骨格標本がポロポロと崩壊していたのは知っていたのですが、見て見ぬふりをしておりました。
そしてこの夏、一念発起して補修を行ったのであります。
骨格標本を補修してみた
さて、骨格標本を確認してみたところ、ご覧の様に顎の部分を中心に崩壊しておりました・・・。
今回も骨同士の接着にはクルーガンで行います。
とりあえず左右の顎を成型します。これ、適当に行うと骨同士の角度が合わなくなり接合できなくなるので、関連する骨のバランスを確認しながらの大変な作業です。
チヌの顎です。ずらっと歯が並んでいます。
こう見ると奥歯もしっかりと発達していますね。硬い貝もかみ砕くはずです。
1時間かけてここまで修復。あとは顎と頭蓋骨の接合です。
バランスをとるのが大変でしたが何とか出来ました。
さあ、復活です!
アクリルケースに入れて完了、写真をポチリ。自身が映り込んでしまいましたが無事完了です。
しかし、カミさんが怖がってまたもやクローゼット行きとなりました・・・涙
まとめ
なんとか骨格標本を補修する事が出来ました。しかし、メモリアルフィッシュは何枚も写真を撮って保存する事をオススメします。今はカラー魚拓もデジカメ画像で出来ますから便利ですよね。
この様な骨をにするのは本当に組み立てが大変なのでやめた方が良いですよ!