渓流のテンカラ

アジの投げサビキ釣りに活躍するおすすめのクーラーボックス3選,サイズ感と保冷力が重要!

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

 

魚釣りにクーラーボックスは欠かせません。獲物を鮮度よく持ち帰るために必須なアイテム。

それだけにとどまらずクーラーボックスにはいろいろな機能があり、釣りのスタイルや狙う魚の収納のしやすさ、保冷力など注意して選定しなければなりません。

今回はアジの投げサビキ釣りに最適なクーラーボックスの考察と、使いやすいおすすめの品をご紹介します。

■この記事を書いた人

しまLOGのしまちゃんです

●海、川、湖と30年以上いろいろな釣りを経験
●毎月2~4回釣りに行ってます
●釣りのステップアップ情報を発信しています
YouTubeもよろしく!

アジの投げサビキ釣りに役立つクーラーボックス選びのポイント

クーラーボックスに入ったアジ
🔰初心者さん
🔰初心者さん
投げサビキ釣り用のクーラー選びのポイントを教えて下さい!

アジの投げサビキ釣り釣りでクーラーボックスに絶対あった方がいい機能はこれです!

・30㎝の魚が入る大きさ
・クーラーの容量は15L前後
・保冷力が高い物
・扉が取り外れるタイプ
・座っても大丈夫なもの
・フタに投入口がついているもの
・水抜き穴があるもの

快適に使えるクーラーボックスを選定するには、これだけのチェックが必要です。

釣り具の中では耐久性が高いので一度購入すると数年は買い替えません。安易に価格に走らず、しっかりと機能のチェックをおこないましょう!

クーラーボックスのサイズと容量選びは重要です!

サイズ
🔰初心者さん
🔰初心者さん
クーラーボックスはどれくらいの大きさが必要ですか?

クーラーボックス選定の第一ポイントはサイズと容量を決めることです。

今回の対象魚はアジですよね。釣り場にもよりますが、投げサビキで釣れるサイズは15~25㎝がアベレージではないでしょうか?しかし、時には30㎝前後のアジも掛かります

また、サビキ釣りではチヌや青物など嬉しいゲストも登場します。それらを収納するにはクーラーボックスの内寸幅が30cm以上あると安心です。

クーラーボックスのサイズ

次はクーラーボックスの容量について。アジは群れに当たると大量に釣れる場合があります

また、潮氷で魚を〆るようですとある程度の海水量が必要。

これらを考慮すると容量は12L以上あると安心です。これらの条件を考慮すると、おすすめする容量は12L~16Lになります。

クーラーボックスの命、保冷力の違い

氷
🔰初心者さん
🔰初心者さん
安価なクーラーボックスだと保冷力は低いんですか?

クーラーボックスを使う一番の目的は、魚を傷まないように鮮度よく冷やす事です。そのためには保冷力が必要になります。

保冷力が高ければ氷が解けにくくなるので、低温を長時間キープできる。また、夏場の暑い日でもしっかりと鮮度を保てます。

では、どのようにして保冷力をキープしているのでしょか?それはクーラーボックスに内臓されている断熱材の効果なのです。

この断熱材が外気温からクーラーボックス内の温度変化を最小限におさえてくれます。ですから、断熱材の素材によって保冷力は大きく差が出ます

 

■断熱材の種類と使用用途

断熱材の説明
出典:ダイワHP

この表にあるように、断熱材の仕様は3種類に分かれます。

■スチロール:いわゆる発泡スチロールです。安価なタイプはこれを使っている。軽くて断熱性能がある。
■発泡ウレタン:クーラーの中級グレードに採用される。素材に発泡性があるので、クーラーボックスの内部の隅々まで充填できるからより断熱性能が高くなる
真空パネル圧倒的な断熱性能ですが、重量が重くなり金額も高くなる。クーラーボックスの中~上級グレードに採用される。モデルによって1面~6面全部に内蔵されるタイプに分かれている。

一般的に断熱性能が高くなればなるほど金額も高くなり、重量も重くなります。

ですから皆さんの釣りスタイルや活用する季節、釣り場から近いのか遠征が多いのかなどの要素を考慮して、最適な保冷性能のモデルを選定しなければなりません

釣り具メーカーのクーラーボックスは、シリーズごとに断熱材の仕様が細かく設定されているので最適なものが見つけられるはず。

■オススメする断熱素材

せっかく購入するならスチロール(発泡ポリスチレン)はやめて、発泡ウレタンか真空パネル採用の商品がおすすめ。断熱性能が高いから安心です。

クーラーボックスの便利な機能

便利な機能を見つけた
🔰初心者さん
🔰初心者さん
クーラーボックスにはどんな機能があると便利ですか?

クーラーボックスには釣りを快適にする様々な機能があります。これらもしっかりとチェックして選定を行えば後悔することがないです。そのポイントを紹介します。

投入口がると冷気を逃さず保冷力がアップする

魚の投入口いくら保冷力の高いクーラーボックスでも、フタの開閉を頻繁に行えば冷気がドンドン逃げてしまいます。機種によっては魚を入れるための投入口がついている。フタ全体を空けるより大幅に庫内の冷気を逃さずにすみます

スポンサーリンク

 

すごく便利、 人が座っても大丈夫な頑丈な作り

立ったままで釣りをするのは疲れますよね。強度のあるクーラーボックスはイス代わりに座る事が出来ます。座っても大丈夫かチェックしましょう。

水抜き穴がると手入れが楽です

水抜き穴

これはあると便利ですよ。庫内の解けた水を捨てる時にここからサッと抜くことが出来るのです。また、釣行後に洗浄する時も水抜き穴が
あればクーラーボックスを傾けなくても排水できるので楽なんです。特にシマノのワンタッチタイプは使いやすい安価な商品には搭載されていな機能です。

フタが取り外しできるタイプ

フタが取り外しできると釣行後の洗浄がメチャ楽です。フタが取れない状態で洗うと破損につながりやすいから注意が必要。

これも安価な商品では取り外し出来ないタイプがほとんどです。

注意!クーラーボックスは完全防水ではありません

注意の表示

クーラーボックスが倒れたり横に傾けると、庫内から水が間違いなく漏れてきます。車のトランク等に収納する際は倒れないように固定するなど工夫が必要です。

魚の入っている水は臭い!これが車に染み付くと取れなくなるから気を付けよう。

おすすめのクーラー3選

サイズ感、使用感、保冷力に違いのある3機種をピックアップしていますので比較してみて下さい。

シマノ FIXCEL ベイシス120

内寸:奥行162㎜✖長さ312㎜✖高さ235㎜ 重力2.7キロ

コンパクトで使いやすい12Lサイズです。断熱材は発泡ウレタンを使用。水抜きの水栓が付く。フタは取り外し可能だが片開きの仕様となる。
投入口がついているので、フタ全体を開閉せずに済むのは利点。また標準でトレーがつくので飲料などの収納に役立つ。座っても大丈夫な強度。

ダイワ プロバイザーHD GU1600X

内寸:奥行215㎜✖長さ330㎜✖高さ220㎜ 重量3.5キロ

ゆったり収納が出来る16Lタイプになる。座れるタイプで、フタは両開きで取り外しが可能投入口も付いているので便利です。断熱材は発泡ウレタンを使用。水抜きの水栓もつきます。

ダイワ クールラインαⅢ SU1500

内寸:奥行170㎜✖長さ360㎜✖高さ230㎜ 重量3.4キロ

容量が15Lだが紹介した3機種では長さが360㎜と一番長いので、不意な大物も安心して収納できる。またこの機種は底面に真空パネルを採用しているので、夏場の暑い季節でも保冷力は比較的高い。座れる強度はあり両開きのフタを採用しているが、投入口と水抜き穴はない。

まとめ

クーラーボックスの選定基準や機能の違いをご理解頂けたでしょか。一度購入すると何年も使用する道具ですから、釣りスタイルにマッチするグレードの商品をゲットする事をオススメします。

安価なホームセンターの商品では保冷力や機能的に不満が出てきて結局購入し直すことになるはずです。

少し値は張りますが、鮮度を保てて使いやすい釣り具メーカーのラインナップから選んでみて下さい。

 

 

スポンサーリンク