購入しようか迷っていたアテンダー3。
ちょうど離島釣行を予定していたので、この機会に思い切って購入してみました。
年に数回、遠征している伊豆七島の神津島。
離島だと信じられない引きの魚が掛かるので、1.75号を基本としています。
今回、思い切ってアテンダー3の1.75‐50を購入しました。
フカセ釣り師の憧れる竿ですが、価格が高いので手軽に手に入れることのできない道具。
今回の神津島釣行では思わぬ大物が掛かり、アテンダー3の実力を実感できました。
購入しようか迷っているみなさんへ参考になればと思い、レビューを報告します。
結論、最高だったんですよ!
▼その時の動画も参考にして下さい。
がま磯アテンダー3の特徴
アテンダー3は前モデルから大きな変化をしています。ここでは私の独断と偏見で気に入っている点をいくつかピックアップします。
12年ぶりのモデルチェンジ
購入のきっかけは、長い年月を掛けてモデルチェンジを行っている丁寧な商品開発だったから。
前モデルのアテンダー2は2011年発売。それから12年経ちます。
実は私、2モデル前のシマノのファイアブラッドONAGA(1.75号相当)を使っておりました。
次は最新の後継機種を手に入れようかなと模索しておりましたが、満を持してのアテンダー3にぐっとひかれたんですよね。
最高級グレードの竿なので、モデルチェンジが早いと残念な気持ちがします。
アテンダー3は胴から曲がる粘りのある竿
ウルトラASD(アクティブサスデザイン)により、継ぎ目のない竿のようなしなりをする設計になっています。
実際、私の釣りを横で見ていた釣友は、すごくきれいに曲がっていましたと絶賛していました。
振出竿のポテンシャルを限界まで引き出す「ウルトラASD」を搭載。振出竿のスムーズな曲がりのネックになる継ぎ目の段差(クリアランス)を極限まで削減。その上、継ぎ目の材料に衝撃吸収性の高い特殊素材を使うことで、硬さを出すことなく、がま磯史上最もスムーズに曲がりこむ、まさにワンピースロッドのような応力伝達を可能にしました。継ぎ目の硬さの違いで竿の曲がりが止まることがないので、魚の不意なつっこみでもしっかりと竿全体で受け止め魚を浮かせます。
引用元:がまかつHP
低重心設計
持ち重り感を軽減するため、竿の重量バランスを重視して設計されています。
エンドグリップ部に重量配分を寄せることで、竿を構えた際の持ち重り感の軽減。
軽快な操作性を実現しています。
手作業で行う厚塗り作業
なんと手作業で塗装の厚塗り作業などを行っているそうです。手間暇をかけていますよね。
釣りには全く関係のないことですが、さすがフラッグシップモデルだと嬉しくなります。
これがミドルクラスの竿との違いですよね。
実際、竿を手に取った時の見栄えとドキドキ感が全く違います。
がま磯アテンダー3のレビュー・使用感
何より気分が激上がりする素晴らしいデザインですよ。
松田稔さんのこだわりだと思うのですが、カラーリングが凄く鮮やかなんです!
アテンダー3で55センチの真鯛を掛けた
動画にあるように、はじめてアテンダー3を使った日に55㎝の真鯛をかけました。
実は、これを釣る2投前に凄いアタリがあったんですよ。それも多分真鯛。
竿の実力を試そうとレバーブレーキをフルロックでためていたら、チモトから切れてしまった。
でも、竿には余裕がありましたよ。
続いて釣り上げた真鯛が掛かる。
この時は魚を怒らせないように、竿を寝かし気味にしてやり取りをしました。
レバーブレーキで調整をしましたが、終始主導権を握ることのできたやりとり。
まさにアテンダー3の真骨頂を体験できました。
気分の上がるデザイン
カラーリングが鮮やかで、正直がまかつのイメージが少し変わりました。
渋めのイメージが強いかまかつデザインですが、鮮やかなブルーのデザインが特別感を感じます。
低重心設計はマジで心地よかった
私が入手したアテンダー3は1.75‐50。
短尺竿とはいえ、そこそこの重量感は覚悟しておりました。
しかし、釣りをはじめると持ち重り感が軽いんですよね。
強度を出すために重量は軽くはないのですが、低重心設計のおかげで軽く感じるんですよね。
これは凄く助かります。
がま磯アテンダー3の値段
アテンダー3は発売されたばかりで、号数は1.25・1.5・1.75の3種類。
長さがそれぞれ5.0mと5.3なので合計で6種類です。
定価はいずれも12万円台。
正直高いです。実売価はほぼ値引きがないので12万円代。一般サラリーマンのアングラーにはとても高い価格設定です。
ところが安く購入する方法があります。
モデルチェンジしたので、アテンダー2の価格が下がっています。
その中でも、メルカリを利用して程度のよい竿を手に入れるのはお買い得ですね。
アテンダー3はどんな人におすすめか
個人的な見解になりますが、ここ一番で威力を発揮させたいときに登場させてはいかがでしょうか。
普段の釣りで使う1〜2ラン上の、勝負竿として用意することをおすすめします。
通用1.25号をお使いであれば、1.5号や1.75号。
良型の尾長が混じる状況など、強い竿を必要とするときです。
また、離島や渡船など大型魚が期待できる釣り場の場合です。
このような時は、迷わず強い竿を使うべき。
アテンダー3がいい仕事をしてくれますよ。
まとめ
強い引きの真鯛を釣って、竿のポテンシャルがわかりました。
胴からきれいに曲がり釣りやすい竿なのは間違いないです。
カラーリングはとても綺麗で見ているだけで癒されます。
普段使いはもちろん、ここ一番の竿として活躍してくれるはず。
迷っているなら入手することをおすすめします。
後悔しない良竿です。