釣り好きアングラーの悩み、40代になると明らかに細かいものが見えにくくなってくる。気が付くと、ラインの結束や糸を通す作業が思うようにできなくなっていた・・・。
人生経験が豊富になるにつれてこのような悩みが必ずでてきます。今回はそれをスッキリと解決してくれる、釣り人必須のアイテムをご紹介します。
それは、「スティックタイト」という商品。貼るリーディングレンズと謳っている通り、お手持ちのサングラスにペタッと貼るだけで、部分的に老眼機能が付くのです。
この商品がどのようなものか。実際に購入して偏光サングラスに張り付けて使用してみました。
結論を先に言いますとこれ絶対おすすめです!簡単で安価で便利。迷う前にまず使ってみることをおすすめします。
商品情報、取付方法やコツなどをお伝えしていきますので是非参考にしてください。
釣りの老眼対策の悩み
「老眼」はお年寄りというイメージがあるかもしれませんが、実際は30~40代から老眼の症状が起き始めるといわれています。
ラインの結束やフックのアイに糸が通しにくくなってきたら要注意!薄暗い朝や夕間詰は特に見にくいですよね。
私はフックのアイにラインが通らずに四苦八苦したことがあります。無理をせずに素直に今回ご紹介するようなアイテムを取り入れることをおすすめします。
スティックタイトが選ばれる3つのポイント
実はこの商品、以前は「ハイドロタック」と言う商品名でありました。それがモデルチェンジしてスティックタイトに生まれ変わった経緯があります。
ハイドロタックは非常に使いやすい商品でした。基本的な機能は大きく変わっていないので、以前のような優れた3つのポイントは継承されています。
細かい作業をするたびに老眼鏡を使うなんて面倒ですよね。スティックタイトは水滴でカンタンに装着できるから、所有しているいサングラスに付けるだけ。使用後のメンテナンスは、装着したまま中性洗剤で洗えるので楽チン。
サングラスが老眼鏡としても使えるのは便利!
スティックタイトは大きめサイズになっています。所有するサングラスの大きさに応じでカットして使えます。これにより、正視(通常の視界)の妨げにならないように調整が可能。
正視の妨げにならないのは重要です
老眼対策としてクリップオン式がありますがかさばるのが難点。スティックタイトなら焦点をずらすだけで老眼鏡になるからサングラス回りがスッキリ。また、バイフォーカルレンズの購入となると数万円するのに比べかなり安価だからお財布に優しい。
※バイフォーカルレンズとは、度なしレンズの下側などに15mmほどの拡大レンズがはいっているレンズ
サングラスに貼ってすぐに使える便利さがいいね!
スティックタイトの商品情報
販売元 | 有限会社アウトス |
価格 | ¥3,000前後 |
レンズ | 同一度数2枚セット |
度数 | +1.50、+2.00、+2.50、+3.00 |
大きさ | 31mmx18mm(1枚) |
重さ | 0.5g(1枚) |
レンズ素材 | ポリウレタン |
特徴 | 数滴の水をつけて貼るだけの簡単装着 |
スティックタイトは薬事法に基づいた医療機器届出済み(一般医療機器製造販売届出番号:18B3X00027002AUT)だから、安心して使用できます。
レンズサイズは大きめですが、ハサミでカットしてサイズ調整して使えます。この後に記載しますが、私はカットして使っています。
口コミや評判
ECサイトの口コミを見ると、良い評価と悪い評価がはっきりと分かれている気がします。
■良い口コミ
メガネに老眼鏡が最初から付いているのを購入すると、度数が変動しても使い続けなければならないし。高くつくし。水道水で固定出来るし、位置の微調整も出来る。
手軽に偏光グラスが老眼鏡になるのでよかったが偏光グラスが小さくやや端が浮いてしまう。小さいレンズの方は注意してください。
簡単に老眼鏡の機能が安価に取り付けられる評価されています。これは誰もが認めるところだと感じます。
レンズが小さい場合はカットしてつかえるので、対策はできると思います。
■悪い口コミ
水で貼り付けるせいか、剥がれやすい。そのまま無くす。付ける眼鏡のレンズにより、浮きが出来てピッタリ貼れない。
くっつかず数分で無くなった。使い物にならない。
悪い口コミをみていると、すぐに剝がれてしまい困っているようです。これは心配になりますよね。恐らくですが、スティックタイトの貼り付け面が逆ではないかと推察します。
スティックタイトは微妙に反っております。説明書にある通りに張り付ければ剥がれないと感じております。
現に私は1年ほど貼りっぱなしで剥がれたことはありません。試しに裏表を逆にしたところ、浮き上がって貼り付けられませんでした。
もしかすると、製品に不具合があって剥がれたのかもしれないので、断言はできませんが・・・。
スティックタイトの度数の選定方法
お使いの老眼鏡があれば同じ度数でよいでしょう。なければ度数選定の目安を記載しますので参考にしてください。
【度数選定の目安】
細かいのもを見るときにどれくらい距離をとりますか?
細かいものを見る距離 | 度数の目安 |
---|---|
近くが見えにくい程度 | +1.50 |
40~50㎝程はなす | +2.00 |
50~60㎝程話す | +2.50 |
それ以上 | +3.00 |
スティックタイトのカットの方法
純正品のサイズは大きいため、そのままでは正視したとき干渉してしまい使いにくいかもしれません。
そんなときは通常使用に支障がない大きさにカットすることをおすすめします。。ハサミで簡単に切れますので特別な加工は必要としません。
コツは良く切れるハサミを使うこと。実際私がカットした動画を掲載しますので参考にしてください。かなりカットしていますが老眼機能は損なわれませんでした。
スティックタイトの取付け位置
近くを見るレンズになるので、やや真ん中寄りに取り付けましょう。
上下に関しては使用目的によって貼り分けるとよいです。移動することが多い人は上部、その場に座って釣る時間が長い人は下部がおすすめです。
私の場合、磯歩きをする釣りなので足元を見ながら移動します。スティックタイトが下部にあると視線に干渉してしまい、非常に危ないんですよね。
このように、釣りのスタイルによって貼り分けると安全に使えます。
スティックタイト活用のまとめ
40才以降の老眼世代のアングラーの皆さんに試して頂きたいアイギアです。
簡単で安価に老眼機能が手に入ります。見えにくさを我慢しているのなら、さっそく試してほしいです。快適な釣り時間を手に入れることができますよ。