フカセ釣りに最適な船ハリスについてご紹介します。
船ハリスをご存じですか?釣具屋さんの船釣りコーナーに売っていますよね。正直、フカセ釣り用のハリスよりかなり割安ですよ。
ですから、これをフカセ釣りで使うことができればコスト削減になります。ロングハリス釣法でも惜しげもなく使うことができます。
すごく気になっていました。何が違うのか?フカセ釣りに使えないか?
実釣をして使いやすさを試してみました。そうしたらフカセ釣りに高いレベルで使える船ハリスを見つけたので、ご紹介させて頂きます。
結論、見つけた船ハリスはフカセ釣りで一軍入り決定です。この記事を読んで、皆さんも是非検討してほしい。
船ハリスは船釣り専用に作られているイメージがありますが、実はフカセ釣りにもバッチリ使えます。
フカセ釣りでおすすめの船ハリス
さて、今回ご紹介するのはサンラインのアジーロ船ハリスハードです。これがとても良いので、詳しくご説明します。
ハード加工により強度があるのに柔軟性も兼ね備えています。そしてコスパが高いのです。これは使わない手はないですよね。
動画で解説を確認したい人はこちらをどうぞ。↓
船ハリスとフカセ釣り用ハリスの違い
何が違うのか気になりますよね。実はフカセ釣り用で売られているハリスと、大きな違いはありません。
釣り方が違うので、船釣りに合わせた設定になっています。具体的には糸巻き量、糸巻きの大きさです。
船釣りではハリスを沢山使用するので、50m巻きではなく100m巻きが主流になっています。
ハリスの号数は太いものを使うので、巻きくせが付きにくいように大型の糸巻きを使っています。
アジーロ船ハリスハードがおすすめの理由
船ハリスと一口に言ってもグレードの違いがあります。より強度がありフカセ釣りで使いやすい、しなやかなハリスが理想です。
そこで選定したのがこれ。サンラインのアジーロ船ハリスハードです。
3つのメリット
①強度が高く切れにくい
②しなやかで使いやすい
③コスパが高い
メリット①
このハリスはフロロカーボン素材で、ハード加工されているから強度が抜群です。ですから根ズレにも強いので安心して使用できます。
メリット②
それでいてしなやかなので、使い勝手が非常に良いです。フカセ釣りでは、自然にサシエサを馴染ませたいので、しなやかなハリスが有利です。
私がここ一番で使用しているハリス、グランドMAX‐FXに匹敵するほどのしなやかさがあると思います。
メリット③
価格が安い!ハード加工されたハリスは高いのですが、100m巻きと容量が多いためか大変割安となっています。価格を確認してみてください。
デメリット
良いことばかりではなく、デメリットもありますので共有します。
2つのデメリット
①糸巻きが大きい
②2号未満の設定がない
デメリット①
糸巻きがフカセ釣り用の50m巻きに比べて、かなり大きくなります。
写真のように、約2倍の大きさがあります。
幅はこれくらいの違いがあります。
かなり広いです。並行巻きにこだわっているからでしょうか。ライン表面の凸凹を軽減してくれますから、これは致し方ないでしょう。
それにしてもこれだけ大きいので、ライフジャケットのポケットに収納するのは無理です。
ですが、一般的な船ハリスの糸巻きよりはコンパクトサイズになっています。
タックルバックに収納して使うことを前提にしなければなりませんね。
デメリット②
フカセ釣りでよく使う2号未満の細ハリス設定がありません。これは船釣り用の設定だからでしょう。
大型魚を狙うときや遠征で活用したい場合は活躍すると思います。釣りの条件に合わせて使ってみてほしいです。
なんとピンクカラーがある
このアジーロ船ハリスは、クリアとピンク(SV-I)の2色があります。
ピンク色ですが、サンラインによると科学的な研究データに基づいて魚から見えにくい色だとのことです。
実は私、神津島釣行で実際にピンク色のハリスを使ってみました。澄み潮で透明度の高い状況でしたが、問題なくグレなど釣れました。
その様子はこちらの動画でご確認ください↓(2分過ぎからです)
ただし、クリアタイプと比較は検証が必要です。ぜひ皆さんの使用感や情報を、YouTubeを通じてお聞かせいただけると嬉しいです。
気になる人は一度使ってみてね。意外といいですよ。
アジーロ船ハリスハードのまとめ
サンラインのアジーロ船ハリスハード、意外とフカセ釣りに使えそうな気がしませんか。
ラインの強度、しなやかで使い勝手の良さ、コスパを考慮すると、これまでの50m巻きのハリスより優れていると思っています。
さらにピンク色のSV-Iタイプがあり、釣りの幅が広がりそうです。
コスパにこだわるフカセ釣り師には一度使ってほしいハリス。これを機会にぜひ試してみてください。