50代からの釣りキャンプ|20年の磯釣り歴で得た『身体に負担をかけない』厳選道具と楽しみ方
「釣りだけで帰るのはもったいない」 そう思って53歳から始めたソロキャンプ。 最初は「キャンプ道具がよくわからない」「設営が大変そう」と不安でしたが、やってみるとこれが最高の贅沢でした。
朝から14時頃までフカセ釣りを楽しみ、その後近くのキャンプ場でサッと設営して、釣った魚を肴に焚き火を眺める。充実した釣りキャンを過ごしています。まもなく釣りキャンを初めて1年になります。
今回は、私のような「釣り優先」のキャンプスタイルに最適な、コンパクトで使い勝手の良い道具たちを紹介します。初心者だからこそ、これから挑戦を考えている方々の参考になると思います。この機会にぜひトライして楽しみを共有してほしいです。
釣りキャンプを成功させる「道具選び」の基準

50代の釣りキャンプならではの制約がいくつかあります。その条件をクリアする道具選びを行うと、快適に過ごすことができるはずです。
私は車で移動し海でフカセ釣りをします。14時頃に釣りをやめてキャンプ場へ向かい、そそくさと準備をする。最大の目的は釣った魚をその場で捌き、焚き火を見ながらゆったりと過ごすこと。
ですから、キャンプ道具は運びやすく準備も簡単なものを揃えています。もたもたしていると日が暮れてしまいますからね。そんなキャンプスタイルで1年を過ごした初心者の私ですが、これから釣り釣りキャンプを検討している方の参考になれば幸いです。
私がキャンプをするのは主に東伊豆や西伊豆で、ソロキャンプをしています。
車の積載量
まず考えないといけないのが車の積載量です。釣り道具とキャンプ道具を積みますので、本当にパンパンになります。私の積載例をご覧下さい。

カローラクロスの後部座席を倒してこの状態です。右側がキャンプ道具で左側が釣り道具です。もうパンパンです。
これで分かる通り釣りキャンの場合、キャンプ道具はコンパクトなものを選ばないと積載できなくなる可能性があります。
設営時間の短縮

昼過ぎまで釣りをした後にキャンプ場へ移動します。キャンプの設営を行い場合によっては付近のスーパーで買い物をしたり、日帰り温泉に行ったりします。そうするとキャンプの設営に時間はかけられない。
広々としたテントは憧れですが、設営が大変だし大きくて車に積載できない可能性も出てきます。ですから、テントは寝るだけのソロキャンプ用でコンパクトなものをおすすめします。
夜の時間を大切にする

釣果を肴に焚き火を見ながら戴く・・・。なんて贅沢な時間なんでしょう!癒されます。
この時間を楽しむための椅子や焚き火台など、すごくコンパクトに収納できるものがあるので後程紹介します。
そして大切なのが寝具です。疲れた体を翌日に引きずらないためにも、マットや寝袋は意外と大切なんです。50歳を過ぎると寝具もしっかりとそろえたいですね。
50代釣りキャンの厳選アイテム10選

このキャンプ写真は、初キャンプから約1年経っています。事前にキャンプ経験者にお聞きしたり調べて購入したので、そのまま買い替えることなく2年目をもうすぐ迎えます。
この1年の経験を交えながらご紹介しますので、ひ是非ご参考にしてください。まずはテントと睡眠のアイテムから始めます。
テント:コールマン ツーリングドームST

キャンプ用品で有名なコールマン定番品で、一人でも設営が簡単に短時間でできます。選んだ理由は寝袋を敷いてもスペースに少し余裕があるところ。
また、テントの出入り口部分の前室と言うスペースがあり、ちょっとした道具を置けるところです。大切な釣り具やキャンプ道具を仮置きでいます。不意に雨が降っても、ここに荷物を避難できますよ。
価格もお手頃で雨にも強いので安心して使えます。
寝袋:NANGA(ナンガ)3Ten別注シェラフ オーロラテックス600DX

50代の釣りキャンプで最も妥協してはいけないのが「睡眠」です。翌日に疲れを残さない快眠には保温性の高いシェラフが必須です。シェラフとは寝袋のことです。
そこで私が奮発したのが、ナンガのシェラフです。テントの倍以上の価格でしたが、これは「翌日の体力を買う投資」として奮発したのは大正解でした。特にフカセ釣りが本格化する秋以降、暖房器具を使わない私のキャンプスタイルでは、シェラフのスペックが安眠のすべてを決めます。
ナンガは国内の寝袋メーカーで、品質は信頼がおけますが高価なのが難点。ところが「別注品」は同じナンガの製品でありながら、なぜか安めの設定なんですよね。
その理由は生産と流通の効率化のようです。レギュラー品は多彩なカラーバリエーションを展開しますが、3tenなどの別注品では、「アースカラー2色のみ」のように色を極端に絞り込んでいます。カラーが気に入ればお買い得なんです!
正直言って6月以降の夏場は、量販店で販売している安いシェラフで十分です。ですがフカセ釣りが本格化する秋以降になると、夜は冷え込みますからね。この商品は寒くて寝れないことはありませんでしたよ。
マット:HIKENTURE インフレーターマット

寝袋の下に引くマットは必須です。これがないと地面の凸凹の影響を受けるので、安眠ができません。また、冷気が伝って寝冷えしてしまいます。
まずは折り畳み式のマットを敷きましょう。高価なものでなくても大丈夫です。そして快適性を高めるために、私はその上にインフレーターマットを敷いています。
インフレーターマットとは内部にウレタンフォームを内蔵し、バルブを開くと自動で空気が入って膨らむマットです。厚みがあるので断熱性があり、寝心地が格段に上がります。
デメリットとしてはかさばりますが寝心地が数段アップします。翌日に疲れを残さないことを優先させています。
ここからはリビング・調理:釣果を楽しむセット
焚き火台:TokyoCamp 焚き火台

この焚き火台は本当にいいです!収納すると驚くほど薄くなる。薪を乗せてもぐらつくことがなく、夜の焚き火を堪能できます。メジナの塩焼きを焼くのにこの安定感は欠かせません。
焚き火シート:80㎝✕80㎝

焚き火シートとは焚き火台の下に敷き、火の粉や熱から地面の芝生や植物の焼け焦げを防ぐ役割があります。焚き火をするなら必須アイテムです。
正直100均で売っている物でもいいですが、大きいサイズを選んでください。小さいと焚き火台から落ちた火の粉をカバーしきれず地面を焼いてしまいます。
ストーブ:SOTO レギュレーターストーブ

お湯を沸かしたり調理に使えるので、キャンプには必須アイテム!この商品は代表的な商品です。コンパクトに折りたためるので、収納にもこまりません。
数回使ってみて困った点が2つありました。点火スイッチの場所が奥まっていて操作がやりにくいこと。そして、脚の部分が金属性で設置面が少ないので、意外と滑るんですよね。これは意外と危ないと感じました。
これを解消するアイテムがあるので、最初から付けておくと格段に使いやすくなります。

アウトドアチェア:MOON Lence チェア

折り畳み式で快適に過ごすことのできる椅子です。この商品は廉価版なのですが、作りはしっかりとしており座り心地もかなり良いです。
軽量で疲れにくく、長時間座って焚き火を眺めるのに最適。
テーブル:MOON Lence アルミローテーブル

焚き火の横で酒と魚を置くのにちょうどいいサイズ。天板はアルミ製なので、熱いものを直接置いても大丈夫です。収納性が良くコンパクトに収まるのがうれしいですね。
ランタンを吊るすポールが付属しているので、夜は手元を明るく照らしてくれます。
次は収納関連です。キャンプ道具を効率よく収納でき、車や家での収納にも役立ちます。
トランクカーゴ:リス TC-50S

ソロキャンプであれば、道具は一つに収まります。強度があるので椅子代わりになるし、天面がフラットだからテーブルとしても使えます。
大型トートバック
テント、テーブル、チェアなどの大きい荷物はこれにすべて入れています。強度がありますから、重いものを入れても大丈夫ですよ。
私はこのトートバックと上記のトランクカーゴの二つで全て収納しています。
初心者の不安解消Q&A
Q:雨の日はどうしていますか?
A:事前に天気予報を確認し、雨予報の日は避けています。 初心者にとって雨のキャンプは一気に難易度が上がります。晴天の下で楽しめる日だけ行くのが継続のコツです。
Q:設営や片付けは大変じゃない?
A:道具を絞れば驚くほど楽です。 今回紹介した道具はどれもコンパクトで片付けやすいものばかり。意外と簡単にできますよ。不安であれば初回は早めに準備を始めると、余裕ができますね。
Q:テントをうまく説明する自信がない
A:私も同じ心配をしていました。ですから、初回のキャンプ前に自宅の中で設営の練習をしました。安心できますよ。
Q:野生動物の対策
A:食べ残しをそのままにしておくと、夜中に野生動物が荒らしていくことがあります。よって、睡眠前に残飯は密封してテント内か車中に保管しましょう。
Q:釣りキャンプに最適な時期は
A:一年中楽しめると思います。ですが、夏季は夜でもかなり熱いので快適なキャンプを望むのであれば避けた方が無難ですね。
伊豆の釣行でおすすめするキャンプ場2選
東伊豆と南伊豆で1か所ずつあります。釣りポイントから近いキャンプ場が条件になるので、限られてしまうんですよね。
どちらも何回か利用していますので概要を記載します。宿泊の様子は随時更新していきます。
くさまくらキャンプ場
東伊豆の富戸エリアにあるキャンプ場です。宿泊は3組でいっぱいの小さなキャンプ場ですが、ゆったりとしています。
スーパーや日帰り温泉が近く便利。そして平日の宿泊だとかなり割安なんですよ。
入間キャンプ場
南伊豆エリアにあります。実は日吉丸(渡船)の入間荘さんが運営しております。よって、渡船とキャンプが一緒に予約できるのです。
そして、港から数分でキャンプ場に到着します。日帰り温泉やスーパーが付近にありますので便利。施設は歴史があってちょっと古いですが、手入れが行き届いているので清潔感があります。
大型連休や真夏以外は込まないと思うので、寒メジナシーズンは最高ですよ。初めてソロキャンプをした場所で、6月でなんと完ソロでした。隣接する川では蛍がいました!
まとめ
私は53歳から初めてキャンプをしました。新しい遊びはいつでも始められる、まずはやってみる事が大切だと感じました。
野外で夜を一人でゆっくり過ごすこと、ないですよね。釣りの後の余韻を楽しむのにはうってつけの時間です。
釣り道具に少しのキャンプギアを足すだけで、いつもの釣り行が一生の思い出に変わります。 皆さんにもこの機会に一歩踏み込んで、最高の時間を共有できたらうれしいです。

