先日渡船をしました隠岐の島。潮の具合も良くなかったみたいでガンガン釣れたのは足裏グレばかり。トホホな状況でした。
キャッチ&イート派の私としては、渡船費用¥14,000もかけましたので干物にでもしようと足裏グレちゃんを4枚キープ。サイズは小さいですが、海の環境が良いのでしょう、いずれも丸々と太っていて旨そうですよ~。
堤防なら足裏サイズでも十分なキープサイズです。20㎝前後でも十分なサイズですから、お刺身にはどうかな?と迷うサイズなら一度干物を試してみては如何でしょうか。
はじめての干物作りでしたが、簡単でなかなか上手くいきましたのでご参考にして下さい。
いつものようにグレを捌く
干物といっても魚の捌き方はいつもと変わりません。今回調理するグレは25㎝前後です。干物には少し大きいサイズですから捌き方は開きではなく、2枚におろしました。魚の捌き方は以前掲載しましたこちらをどうぞ。
今回は頭と尾びれは切り落としています。これは見た目の問題でしょうから、お好みで良いでしょう。魚は2枚おろしが一番楽ですからこのようにしました。
捌いたグレを塩水に漬け込む
塩水に漬け込んで味を付けます。塩水濃度は5~15%とお好みによって差があるみたいです。私は初挑戦だったので、、中間の10%としました。
10%にするには1Lのお水に100gの塩となります。しかし、単身赴任の私は秤など持ちあわせていません。よって、これっ位かな?の量を入れてみました。
塩水が出来ましたらグレの切り身を漬け込みます。
漬け込む時間はこれまた好みだそうです。長く付ければ塩水がよりしみ込んで味が濃くなります。グレはアジなどに比べると身がしっかりとしていて肉厚の魚です。よって、しっかりと漬け込んで味付けしたほうが美味しいようですよ。
したがいまして、私は5時間ほど漬け込みました。
グレをダイソーの干し網で一晩干す
次に漬け込んだ切り身を取り出し水気を切り、干し網で干していきます。今回用意した干し網はダイソーの¥200干し網です。以前訪れた時に偶然見つけたので一つ購入しておりました。
これに切り身を並べていきます。投入口が横にあるのですが、これが小さくて意外と中に入れにくかった。4尾分のグレを入れてちょうどの大きさでした。
網はしっかりとしていて強度も問題なさそうです。これなら繰り返し使えそうですね。
グレの干物の干し時間
この干し時間も玄人さんに言わせると、魚の状況や天候などで変化させるそうですね。素人の私は、文字通り一晩干してみました。
18時から翌朝11時まで干しました。表面も乾いているし上手く出来た様子です。風味付けにゴマをフリフリしております。
干物にしたグレの実食をしてみた!
早速焼いて食べてみました。と言いましても、コンロのグリルを使うと後々洗うのが面倒なので、いろいろと考えましてフライパンで蒸し焼きにしてみました。
そうしましたら、グレの肉厚な身がフアフアでほんのり塩味が効いており激ウマでしたヨ!器に趣がありませんが味はいけていました!
しかし、干物は焼き目が付いていないと雰囲気がいまいちですよね。どうしてもグリルを使いたくないので色々と考えまして、次回はちょっと違った方法でフライパンで焼いてみます。
グレの干物の保存方法
残りの干物は片身ずつラップに包み冷凍庫へ保存しました。ある程度日持ちもしますし、お酒の肴にもピッタリでしょう。
暫くはグレさんに楽しませてもらいます。