こんにちは、しまLOGのしまちゃんです。
今回はライフジャケット(フローティングベスト)について取り上げていきます。フカセ釣り用のライフジャケットは救命胴衣と道具箱として2つの役割があります。
小物類が多いフカセ釣りでは、効率よく収納する事により道具の出し入れ時間の短縮につながる。より長い時間釣りをする事ができるわけだ。
これが釣果に直結してきます。収納上手は実は釣果を上げるコツでもあるのです。そんなライフジャケットの選定方法や使い方を解説していきます。
■この解説でわかる事
・ライフジャケットの種類
・フカセ釣りに適したライフジャケット
・選び方と着用時の注意事項
・ライフジャケットの収納例
・大人と子供用のオススメ品
ライフジャケット(フローティングベスト)の必要性
ライフジャケットは安心安全に釣りを楽しむために絶対必要です。自然と直接触れ合う釣りは常に危険と隣り合わせ。海に落水すれば到底足の立たない深さです。
私は泳げるから大丈夫!なんて思ってないですよね。故意に入水するのと違い海に落ちるときは不意の状況ですから、冷静に対処するのは難しく溺れてしまうでしょう。
また、落水の衝撃でケガをする事も考えられます。
そんな時、頭が浮き呼吸を確保出来るように補助するのがライフジャケットです。万が一に備え自分の命を守る為に、絶対に着用をして釣りを楽しんで下さい。
釣り用のライフジャケットの種類
ライフジャケットには大きく分けて2タイプありますが、フカセ釣りには浮力体式ライフジャケットがおすすめです!
浮力体式ライフジャケット
フィッシングベストのように収納の機能を持たせたタイプです。ベストの内側に浮力の強い発泡素材が入っておりポケットが沢山ついているので収納力は抜群です。
その分重量があり機動性は膨張式に比べ劣ります。
動きが少なく小物道具が多いフカセ釣りには、浮力体式のライフジャケットが最適。ポケットからすぐに必要な道具が用意できるので、手返しが良くなり快適に釣りが出来ます。
拡張式ライフジャケット
浮力体が拡張するタイプです。折りたたまれた浮力体へボンベから空気を瞬時に送り込む事で膨らむ。
手動式と自動式がありコンパクトなのが最大の特徴だ。動きの激しいルアーフィッシングや仕掛けを頻繁に交換しない船釣りなどで使用する事が多い。
ライフジャケットの選び方と着用時に注意する事
フカセ釣りには収納力のある浮力体式を使用しよう。しかしライフジャケットは意外と価格が高い。それが理由で着用していない人が多いのでしょうか。
命を守る最後の砦となる道具です。必ず着用して下さい!
シマノやダイワ製品などチョットお高いライジャケの利点
ダイワやシマノなど釣り具メーカー製品と、大型釣具店などで販売している安価な製品とでは何が違うのか、どのような機能があるのか?
まず着用感です。服と同じでサイズ設定がります。しかし、安価なものはフリーサイズとなっておりますので体に合わない方も多いはず。
さらにメーカー品はポケットの数が多くシステマチックに収納が出来ます。収納力が高いのでこれは実に使い勝手が良いです。
着用時に股ヒモは絶対つけよう
着用するときの注意点として絶対に股ヒモは使用してください。これを付けていない人が多いです。
付けていないとどうなるか?落水するとライフジャケットが脱げてしまうのです!!
落水すると体は海中へ勢いよく入りいます。一方、ライフジャケットは浮力が働き瞬時に浮こうとします。するとスポッと脱げてしまうのです。それを防ぐために股ヒモが役立ちます。
しっかり装着しましょうね。
ライフジャケットの中身、何をどのように収納しているの?
ライフジャケットには活用頻度の高い道具を効率的に収納して、釣りの手返しが良くなるようにいろいろと工夫が施されています。
具体的な収納例をご紹介していきますので参考にして下さい。
ライフジャケットの外観①
外側にぶら下げて活用している道具があります。使用頻度の高い道具はぶら下げておくと便利です。
ウキ止めゴム
右上ポケットのファスナー部にウキ止めゴムを付けています。こうしておくと瞬時に道糸へウキ止めゴムを装着できますので手間が省ける。
ちなみに私はウキ止めゴムが絶対に動いてほしくないので、棒ウキ用のDUELのMサイズと大きいものを使用しています。
これだど、根掛り時に仕掛けを外した拍子ウキ止めがずれてウキをロストする事がほとんどないんです。オススメ!チェックしてみて。
カラビナ時計
これは大変便利ですよ!釣りをしている時の時刻確認は頻繁にしますよね。しかし上着の袖口をその都度めくって時刻確認するのはおっくう。
そこで使わなくなった時計に自作カラビナを付けて使用している。めちゃ便利!
↓↓↓簡単だから是非作ってみて!
ライフジャケットの外観②
ピンオンリールにラインカッターを付けて使用している。以前は安価なピンオンリールを使っていましたが、やはりダイワやシマノなどメーカー品が断然動きがスムーズ!
チョット高いけど壊れないから、結果的にこちらの方が安くすみますね。
右上ポケット
私は左利きなので使用頻度の高い釣り針ケースを取り出しやすい右ポケットに入れています。
上段がグレ用でサイズは4号と6号を数種類用意している。下段はチヌ用で1種類だけ。2と3号のみ。
針ケースはいろいろな種類を使ってきたが、下段のがまかつ製がオススメです!ストッパーのカチット感が何年使っても損なわれない優れものです。
右下ポケット
ガン玉ケースとウキ止め糸と水温計を収納。ガン玉は種類が多いので、G6から偶数番をメインに用意している。こうすると管理が楽になります。
ウキ止め糸はこれしか使わない。ずれにくくてすごくいい。
左上ポケット
ハリスを収納。堤防や地磯では1.5号、1.75号、2号を用意。メインはDUELのこの糸。コスパがイイ!
左下ポケット
浮きケースを入れています。ウキは0号をメインに1号まで様々な状況に対応出来るように10個程収納している。
内側のポケット
胸の辺りに内側のポケットがあるが、魚を〆るナイフとペンチを収納している。
ハンドタオル
手を拭くタオルは、タオルクリップをライフジャケットの内側に取り付けて使用しています。汚れた手をサッと拭き取れるので快適だ。
収納方法は千差万別です。いろいろと試して自分に合った収納方法を見つけるのも楽しみ
の一つです。
釣行後の手入れ
コマセが付いたらしっかりと拭き取り取ろう。見た目が良くないし、何より匂いが気になります。
波の飛沫を沢山浴びた時は、シャワーで洗い流し天日干しします。1日以上、風通しの良い所で干しましょう。湿っているとカビの原因になります。
オススメのライフジャケット❘大人用4選+子供用1選
ライフジャケットを選ぶ時は、釣り用に着用するレインスーツや防寒着とメーカーを合わ
せましょう。
上着とライフジャケットを連結出来るファスナーがついていますが、同一メーカーでないと合わないからです。
ウェアも含めてデザイン数が多く選べる範囲が広い、ダイワとシマノのオススメ品を紹介します。
入門モデル/1.5万円前後
■シマノ
1つ目はシマノの入門モデル。基本機能を充実させたシンプルデザインのベーシックモデル。フロントは4つのポケット。サイズ展開はM~2XLまで4段階あるので選べる範囲が広く安心です。
浮力体はフロントを左右共2分割、背中を3分割し厚みも3段階に変えて体にフィットするように設計されている。夏場は特に熱くなるのですが、分割間はメッシュ生地なのでムレから解放してくれます。
カラー:2色/ブラック、レッド
■ダイワ
ダイワの入門用として紹介するのは2022年5月に発売されたライトフロートベスト。磯ベストのノウハウを踏襲し、磯釣りも磯ルアーも挑戦したいエントリーに適したフローティングベスト。多くの釣りで一着を着回したいという人ウキフカセからルアーまで使えるマルチタイプ。アクティブ派にはたまらない一着です。
8個のフロントポケット、内ポケット、内携帯ポケットを配備。腰ポケットはボックス(約21×15×3cm)が収納可能。フリーサイズですが両肩部分とサイドのベルトは伸縮式で、体型や好みの着用感に合わせて細かく調整することが可能です。
カラー:3色/ブラック、カーキ、グレー
ミドルモデル/売価2万円台
■シマノ
シマノのミドルモデルはこの製品。フロントポケットが6つあるので収納力は申し分ありません。浮力体はフロントを左右共4分割、背中を5分割し厚みも5段階(Mサイズは4段階)に変え、体へのフィット感がさらに向上している。
ロッドワークにともなう腕の動きやすさを追求し、脇の切り返しを深めに設計されている。また、担いだ荷物もズレにくく軽量感が向上する、滑り止め素材を肩部の内外両面に配置。使い勝手をあげるために、細かな配慮がなされています。
カラー:3色/ブラック、フルブラック、レッド
■ダイワ
DF-3420(フローティングベスト)をご紹介します。サイズはM,L,XLの3サイズ展開。フロントポケットは6つあり収納力が高い。
しかし、何故かフローティングベストとジャケットをファスナーで繋いで一体化する「コンビアップシステム」非対応なんです。
カラー:2色/ブラック、レッド
子供用のライフジャケット
5つ目は子供用のライフジャケットです。お子さんと釣りを楽しむ方は絶対に必要ですよ!M、Lの2サイズありますから成長に合わせて選定出来ます。
調整や着せ付けるのが簡単なフロントバックルを採用。国土交通省型式認証品(船検対応)だからボート釣りにも対応する。肩部分の2か所に反射材を採用し、万が一の時を想定たホイッスル付き。
各サイズの推奨体重と身長
・Mサイズ:体重15~25㎏未満、身長100~120㎝
・Lサイズ:体重25~40㎏未満、身長120~150㎝
まとめ
安全の為絶対にライフジャケットは必ず着用しましょう。万が一の時に備えて釣りを楽しもう。ライフジャケットの選び方を参考に、気に入ったデザインの物を着て釣りをすれば気分も乗りますよね!
収納方法や便利小物なども紹介したのでいろいろと試してみて下さい。家族と一緒に釣りをするなら、お子さんのライフジャケットも忘れずに!
質問などあればお気軽にお問い合わせ下さいね!