山陰の海釣り

2022年の初釣り、寒チヌを求めて遠矢ウキでフカセ釣りした結果

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先週末のお話しになりますが、寒チヌを求めて境水道へ行ってきました。その時の様子を報告します。

自作コマセの配合は、厳寒期用のブレンドにした

 

チヌ、グレ問わずここ数年はコマセは自作をして使用している。その最大の理由は予算を抑える事が出来ますので、釣行回数を稼ぐことが出来るからだ。

自作コマセでもしっかりと釣果を残せていますから、集魚効果に対する不信感は全くないんです。

この方法なら40㎝バッカン3/4程のコマセを¥1,000程で作れますので、気になる方はこの記事を参考にね!

フカセ釣りのコマセを安く自作して、チヌをガッチリ釣る方法 こんにちは、しまLOGのしまちゃんです。 フカセ釣りは寄せエサのコマセを定期的に絶えずまいて魚を釣る釣法です。カゴ釣りの...

 

この記事を読んでくれている方は分かると思いますが、コマセを早く深く沈ませるために石灰を混ぜまず。

石灰とは簡単に言いますと貝殻を砕いた粉です。比重が高いので沈みが早くなるんですよ。市販の配合餌の成分表にもあるはず。

いつもはスコップ2~3杯を入れますが、厳寒期は終日ベタ底狙いとなるでしょうから、しっかりと底に溜まってもらう事を狙い、いつもより多い5杯を配合した。

そこへ活性の低いおチヌ様に少しでもやる気になって頂く為、うま味成分=いわゆるアミノ酸を混ぜてあげます。

 

うま味成分のアミノ酸

 

それと30キロ袋で購入している麦を配合して、出発前にバッカンに入れ混ぜてから釣りに出発します。

バッカンに入れた配合餌

 

このバッカンに解凍したオキアミ3キロを混ぜて、米ぬかを投入して混ぜて、更に粘りを出す為にパン粉1キロを加えてしっかりと混ぜた後、手でコネてハンバーグのタネのように粘り気を出させるのです。

このコネる作業が底までコマセを効かせるミソですね。

 

雨上がりの境水道

 

前日までの雨・雪模様の悪天候が嘘のような快晴となりました!

風もなくポカポカ陽気。絶好の釣り日和ですよ。

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さて、釣りを始める前にまず海水温のチェック。な、なんと12度しかない。これは厳しい戦いになる事は間違いありません。

厳寒期ですから、アタリも数回で渋いのは折り込み済ですが来るとデカいはず!

ワクワクしますね。

 

本日のタックルと釣果

 

釣行日時 1月10日 10:00-15:00
釣り場 境水道
潮回り 小潮
タックル  ロッド:ダイワ 21メガディスAGS 1.25-53
リール:ダイワインパルト
ウキ:遠矢ウキ 300S中
ミチイト:1.85号
ハリス フロロ1.5号
針  チヌ針2号
釣果  チヌ2尾  35㎝、30cm
エサ オキアミ生

 

遠矢ウキが1メモリ沈んだ!

 

昨年末頃から遠矢ウキ300S中を愛用しています。全長64cmと長めの棒ウキ。

これだけ長いと投入が難しかったりしますが、自重があり問題は全く無し。

何より遠投しても目視しやすく、アタリにも敏感で釣りをしていて面白いウキなんです!

オススメしますよ。

遠矢ウキ300S中に1号+3Bを付けて5m程の水深を狙っています。

 

 

午前中は全くアタリ無し。しかし、昼頃に不自然なウキの動きで1メモリ入った!

ビシッと合わせると、30cm程のおチヌ様が上がってきた。この子はもう少し大きくなってもらう為にリリース。

やはり寒い時期は、水温が多少でも上がる正午頃からがアタリが出る時間帯になってくるね。

その後1時間程するとまたもや1メモリ入ったぜ!35cmのおチヌ様。

型の割に良く引いてくれました。こいつはキープさせて頂く。

 

チヌ

 

すぐに同じ筋を流すとまたもや同様のアタリ!先程の35cmとは違う重量がかかりましたが、あえなく針外れです。残念!

 

寒チヌを炙りで頂く!

 

寒チヌは美味いんです!夏場は臭みが気になるのですが、この時期は脂も乗りどの様な料理にしても美味しく頂けます。

鮮度の良いお魚を食せるのは釣り人の特権。今回は炙りにして日本酒で頂きました。

 

チヌの炙り

脂のトロトロ感と皮目の香ばしさのハーモニーがたまりません。

 

寒チヌを漬け丼で頂く!

 

そして半身は翌日にづけ丼で食べてみた。

醤油には15分と短めに漬けて、刺身の上手さを殺さないように工夫をする。

うん、ご飯が何杯でもいけちゃいます!

 

まとめ

 

激渋の季節なので、一日やって数度のアタリを取る我慢の釣りも、また楽しい。

そしてこの時期は体力のある大型が食ってくる事が多い。

諦めずに暫く通いますよ!

 

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