最近、釣りに行くと糸の結束など細かい部分が見えにくくなっていませんか?まだまだ俺は老眼ではない!と頑張っていませんか。
私もそんなおじさんの一人でした。しかし、とある釣行で本当に糸が見えなくて、結束に20分以上かかったことがあり悟りました。
素直に老眼鏡を使おう。
それからいろいろと模索をし、偏光サングラスに老眼鏡機能をつけて快適に釣りを楽しんでいます。
釣りに必需品の偏光サングラスは、タレックスレンズを愛用しています。本当によく見えるし、品質がしっかりとしておりカラーも多く信頼のおけるレンズです。
今回、偏光サングラスを買い替えたのですが、いろいろと調べてすごく快適なサングラスが出来上がりました。
・近視ではなく裸眼で生活している(視力1.0前後)
・老眼なので細かい作業が苦手
・高性能レンズで老眼対策をしたい
老眼に悩んでいる同世代の皆さんのお役に立てればと執筆しております。
●40・50代の老眼対策の方法
●最適なタレックスレンズの選び方
●老眼対策で使いやすいフレーム
まだ裸眼で頑張っている人、よい対策方法が見当たらない方は是非参考にして、一緒に対策を考えていきましょう!
■この記事を書いた人
はじめまして!
●海、川、湖と30年以上いろいろな釣りを経験
●現在はフカセ釣りメインに活動中
●釣りのステップアップ情報を発信
選んだレンズとフレームはこれ!
最初に結論です。
いろいろと悩んだ挙句、このレンズとフレームにしました。
●フレーム:ZEQUE(ゼクー)/ステルス
カラー/マットブラック
●レンズ:タレックス/ラスターオレンジ
バイフォーカルレンズ
セットのお値段は34,100円とちょっと高めになりました。その理由はバイフォーカルレンズにしたからです。
私は裸眼1.5、老眼鏡は2.0。
しかしこの偏光サングラス、すごくいいんですよ!レンズの一部に老眼鏡が入っているので、視線をちょっと変えてやると、見えなかった細かい作業がラクラクにできるのです。
さらにフレームがすごくフィット感が高くてかけ心地が最高でした。
このレンズを選定した経緯や、フレームを選んで正解だった情報を皆さんと共有させていただきます。
タレックスの偏光レンズについて
釣りをしている人なら、TALEX(タレックス)は一度は聞いたことがあると思います。採用している変更サングラスは、ティムコのサイトマスターが有名ですね。
私はこれを15年以上愛用していますが、視界にぶれがなくきれいに見えるのでとてもお気に入りです。
操業は1938年で、現在では世界で唯一の偏光レンズ専門メーカーであり、海外でも高く評価されています。
釣り人からすると、カラー展開が豊富なのが利点。天候や狙う魚種・フィールドによって使い分けられるので、より釣りが楽しくなります。
最近ではDAIWAなど釣り具メーカーも積極的に採用していますね。
使用目的
偏光サングラスの使用目的は、眩しさをおさえたり目の保護はもちろんですが、なんといっても水中の様子が手に取るようにわかることです。
釣りは水中で行うので100%イメージの世界です。ですから水中の様子を把握できたら攻め方が変わります。
そうすると、なんとなくではなく根拠ある釣りができるから、楽しくてしょうがないですよね。
釣りの種類
私はウキを使う釣りが多いので、レンズ色はブラウンかオレンジ系を好んで使います。
ウキは赤やオレンジ色が多いのですが、シルエットがしっかりと見えるのでアタリがとりやすいのです。
そうすると釣果に差がでますよね。
釣り物や天候によってレンズカラーを変えると、釣りがすごく楽になります。
老眼対策
老眼対策が今回の一番の課題でした。老眼対応のレンズは値段が高いので購入に二の足を踏んでいました。しかも手持ちのレンズをそのまま使用することが出来ません。
いろいろと探してハイドロタックと言うレンズに張るだけの老眼鏡を愛用していました。
思ったより効果が高くて良かったんですよ。
▼詳しくはこちらの記事をご覧ください。
しかし、デメリットもありました。
その他、レンズのふき取りが不便だったりしたので、今回思い切って老眼対応のレンズにしてみました。
値段が高いので失敗はしたくない!ちょっと心配でした。
フレームにこだわりたい
釣行時は偏光サングラスを何時間も装着するので、掛け心地にはこだわりたかった。気になっていたのはZEQUE(ゼクー)。釣具屋さんでよく見かける人気のサングラスメーカーです。
レンズを選ぶ
タレックスの偏光サングラスで一番悩むのがレンズカラーについて。口コミなどを見ながら検討するのですが難しいです。
色合いは人によって好みがありますし、見え方に個人差がありますので一概にこれがいいとは言い切れないもの。
とはいえ釣り物と使用場所が決まっていれば、ある程度絞られる訳です。
レンズのカラー
アクションコパーにしようと思ってお店へ向かいました。オレンジ系のカラーはウキが見やすく、水中の地形把握がしやすいのでお気に入りです。
老眼対応のレンズ
私は裸眼で1.5ありますが、手元がぼやけてしまうタイプです。メガネ屋さんに相談すると、バイフォーカルレンズを薦められました。
これは便利なレンズで気に入りました。しかしここで問題勃発。
①レンズカラーが3色しか選べない
②レンズ素材がプラスチックになる
③6カーブのフレームにしか対応していない
けっこう制約があるんですよね…。順番に確認していきましょう。
レンズカラーはトゥルービュースポーツ・イーズグリーン・ラスターオレンジの3色しか選べないのです。
アクションコパーが希望なのにショック!
そこで、この3色以外で老眼対応の方法を聞いたところ、遠近両用レンズにするしかないとのこと。
この金額差はさすがに大きいので、バイフォーカルレンズを選びました。
そしてレンズカラーはアクションコパーと同じオレンジ系のラスターオレンジを選定。
②の素材についてですが、タレックスレンズの売りはガラスレンズであることなんです。プラスチック製に比べ強度があり歪みが少ないことが利点なんですよね。
今回は老眼機能を優先して、プラスチックを受け入れました。
プラスチック製でも丁寧に扱えば、傷はつかないので大丈夫でしょう。
③については、現在使用しているサイトマスター/インテグラルのレンズ交換も検討しており確認をしたのです。
結果、インテグラルは4カーブで対応不可能だったので諦めました。
6カーブのフレームを選ぶ
気を取り直してフレーム選びです。対応する6カーブのフレームの種類は結構多くて安心しました。
写真の左が6カーブ、右がインテグラルで4カーブです。左のほうがより湾曲しています。
湾曲がきつくなればサイドからの遮光性が増して、より見やすくなるわけです。
ZEQUE(ゼクー)が気になっていた
私はサイトマスターを愛用してきましたが、実はゼクーも気になっていたんですよね。そしてサイトマスターに比べてフレーム価格が安いのも魅力でした。
来店前にネット検索して、ステルスかデヴォンに絞っていました。
■デヴォン…サイドバイザーが搭載され遮光性能が高い
残念ながらデヴォンは4カーブなのでバイフォーカルレンズには対応できませんでした。
■ステルス
似たようなデザインなんですけど、かけてみると意外と違いがあります。そこまで遮光性能にこだわっていなかったので、シンプルデザインのステルスにしました。
いずれの機種もレンズが大きいので、バイフォーカルレンズと相性がいいです。検討されている人には候補にしてほしいフレームです。
購入先を選定する
偏光サングラスの購入先で悩んどことありますか?私はありませんでした。これまでは迷わず釣具店で購入していました。
しかし、よく考えてみると偏光サングラスは長期間使用するものなので、フィッティングの調整やフレームの定期的なメンテナンスを行ってほしいですよね。
偏光サングラスの購入先は大きく下記の3つになるのではないでしょうか。
メガネ屋さん
今回利用してよかったと思った点。
これは釣具店ではできないサービスですよね。専門店ならではのサービスです。
メガネ屋さんもピンキリですが、釣り好きな人はタレックスの認定プロショップを検索して相談すると良いですよ。
レンズのサンプルが全色あり、相談しながら気兼ねなく見やすさを体感できます。
この利点を考えると、これからの偏光サングラスの購入はメガネ屋さんに限定されそうです。
今回、私は神奈川県相模原市にある宅配のめがねやさんへ訪問して相談、購入をしました。選定理由はお店のオーナーが釣り好きなので、私の要望が叶うと思ったからです。信頼のできる良いお店でした。
釣具店
気兼ねなく行けるところが釣具店です。メリットは・・・、
メガネ屋さんだと、入店したら商品を買わないといけないようなプレッシャーがありますよね。
その点、釣具店は買い物ついでに見学できるので気楽に選定できます。
また、気になる釣具ブランドの偏光サングラスが多数あるのも魅力ですよね。
ただ、高い買い物なのにフレーム調整をしてもらえないのは残念な点です。
メルカリなどで中古購入
メリットは何といっても安価で購入できることです。とは言え、人気商品はそれほど安くはなく、むしろ傷の心配や保証がないなどデメリットのほうが多いと思っています。
ZEQUE/ステルス+バイフォーカルレンズの使用感
ステルスとバイフォーカルレンズの相性がよく、とても使いやすいです。具体的におすすめな点を紹介します。
レンズが大きいから相性がいい
バイフォーカルレンズには近用の小窓が付きますが、レンズが大きいと遠用(遠くを見る)のときに重なりません。
よって、見やすくなり快適ですし安全なんです。
下の写真は両方ともレンズ上部に老眼鏡機能がありますが、左側のステルスはレンズ高があるので、視界に入りにくいわけです。
フレーム形状は好みがわかれるところですが、老眼鏡機能をつけるのであれば断然に大型フレームをおすすめします。
近用部分は上下が選べる
老眼鏡機能のある近用部の配置は上下が選べます。
快適性がまったく違いますよ。
40・50歳代におすすめの偏光サングラス
老眼機能を搭載することを前提に、大きめフレームのサングラスを4つご紹介します。レンズの大きさも掲載しますので参考にしてください。
私と同じようにバイフォーカルレンズを考えている人におすすめします。
サイトマスター/クラシコプラス
ウェリントン型のサングラスにサイトマスターオリジナルβチタン製バネ蝶番を採用し、絶妙なフィット感を実現。これがあると長時間の装着がラクなんです。普段使いもしやすいデザインです。
さらに独立可変チタン製ノーズパッドを採用した事でズレることなくジャストなフィット感を得る事が出来ます。ずれにくいのは魅力ですね。
※レンズサイズ:横54ミリ×縦40ミリ 6カーブ
サイトマスター/エノルメ
超大型6カーブレンズを搭載したビッグシェイプなフロントデザインになっています。ウエリントン型のデメリットである遮光性の低さを、フロントシェイプを最大限まで大きくする事で排除し『みる』ことに集中できます。
ノーズ部には独立可変ノーズパッド、テンプル部には調整可能なチタン心棒入りフレームを採用する事で自由な調整を施すことが出来るので、大型レンズ採用にありがちな重さや掛け心地を損なう事はありません。
※レンズサイズ:横58ミリ×縦44ミリ 6カーブ
ZEQUE/ステルス
大きなフレームを希望の方に大人気です。よりフェイスラインに沿うようなデザインで、視界が大変広く遮光性が抜群です。ノーズパット付きでずり落ちにくく、フレームが頬に当たることがないよう調整可能です。
新たに搭載されたβチタン製スプリングヒンジが着脱時の負荷を和らげ、こめかみへの圧迫感がほとんどありません。長時間の装着が苦になりません。
※レンズサイズ:横59ミリ×縦39ミリ 6カーブ
ZEQUE/ルーフ
レンズ幅62mmでゼクー最大級の視野の広さを誇ります。大きな可動式サイドバイザーは抜群の遮光性。ミラーコートレンズの裏映りの原因にもなる光の侵入や、雨風も防ぐので安定してクリアな視界を確保できます。
バイザーをつけたまま折りたたみができるので収納にも便利です。
※レンズサイズ:横62ミリ×縦44ミリ 6カーブ
40・50歳代におすすめの偏光サングラスのまとめ
40・50歳代は老眼が急速に進む年齢。近くが見えにくくなるのを認めたくない気持ちはよくわかります。
しかし、体の老いには勝てないのです。素直に認めてこの機会に、偏光サングラスに老眼鏡機能を搭載しましょう。
一度使うと、もっと早く使っておけばよかった!と後悔するはずです。
近視がない方にはタレックスのバイフォーカルレンズがおすすめです。初めてタレックスレンズを使うのならオールマイティーなトゥルービュースポーツがおすすめです。
これで細かいラインの結束なども苦になりませんよ!タレックスの高機能レンズなら、水中の視界もばっちり見えるので釣りがより楽しくなります。
迷っているなら、すぐに試してみるべきです。レンズの機能を少し高めるだけで、別次元の快適さを手に入れられます。
高機能な偏光サングラスで釣りを楽しみましょう!
バイフォーカルレンズとは、画像のようにレンズの一部に近用(手元を見る)小窓部分に老眼矯正度数が入っています。