
こんにちは、しまLOGのしまちゃんです。フカセ釣りのウキ選びって本当に大変ですよね。これだけ種類が多いとどれを選べばいいのか迷ってしまいます。
価格も結構高いし、目的に合ったウキをしっかりとセレクトしたい。
この記事ではフカセ釣りをこれから始められる方へ、ウキの選び方を解説していきます。
■この記事を書いた人
●海、川、湖と30年以上いろいろな釣りを経験
●現在はフカセ釣りメインに活動中
●釣りのステップアップ情報を発信しています
最初のウキのそろえ方

はじめにそろえて頂きたいのはズバリコレ!
①タイプは円すいウキ、形はどんぐり型
②おもりの負荷はG2、B、3Bの3種類
③サイズはMタイプ
上記の物を同じメーカー、同じシリーズでそろえる事。それを使いまくって浮力の違いによる釣り心地の違いを感じてみて下さい。
そうする事でウキの特性が理解できより早くステップ出来るはず。
ウキの形について
ここではフカセ釣りでよく使われるウキについて解説していきます。
棒ウキと円すいウキ

ウキには非常に多くの形状があり奥の深い道具。大別すると上の写真のような2種類になります。
●棒ウキ:感度が高く小さなアタリも捉えやすいが、風や波に弱い
●円すいウキ:風や波があっても安定しているので使いやすい。足場が低いとウキが見えにく
左のイエローのウキは棒ウキと言います。フナ釣りなどしていた方はご存知と思いますが感度が高くアタリをとらえやすい。
右側のオレンジ色が円すいウキ。形状が円すい型、更に真ん中に穴が開いているのが特徴で
ここに糸を通して使います。
フカセ釣りは足場の高い場所から釣る事が多い。よって目線が高くなるので棒ウキより円すいウキの方が視認性が良いです。
円すいウキは仕掛けを振り込みやすく扱いが棒ウキより楽なので、最初は円すいウキをそろえましょう。
円すいウキはどんぐり型がおすすめ
形はどんぐり型がおすすめ。どんぐり?そう、林に落ちているどんぐりの実と形状が似ている事からこの名になっています。
下の写真はどんぐり型と下膨れ型を掲載しました。どちらがどんぐりかわかりますよね!

どんぐり型は形のバランスが良くオールマイティーに使えます。対して下膨れ型は重心が下に来ていますのでどっしりと安定しているが感度は少し劣る。
ウキの負荷とおすすめの浮力(号数)

ウキを良く見るとアルファベットと数字が記入されており、これをウキの負荷や浮力と言います。
表記は基本的に0から始まり多くの浮力設定があります。
使い分け方は、魚を釣る水深が浅いのであればオモリは軽くていいので軽い浮力のウキを使う。
深くなれば重いオモリを付けて早く仕掛けを沈めたいので、浮力の大きいウキが必要となる。
●G2=表層~3m
●B=3~5m
●3B=5m以深
その時の潮の流れや風の吹き方など様々な要素が加えられるので、この設定が絶対ではありません。
しかし、これを基準にいろいろと試してみると上達につながります。
仕掛けが沈まない

0ウキをすすめる情報を見かけますが、初心者には向かないと思っています。理由は仕掛けが入りにくいから。
仕掛けが入りにくいとは、下図のように仕掛けの糸が円すいウキの中を通って、海中に仕掛けが沈まない事をいいます。

仕掛けはオモリがある方が沈んでいきやすい。しかし0ウキは基本的にはオモリを付けません。よって仕掛けを入れるのが初心者には難しい。
オモリが付いていると仕掛けが沈む手助けをしてくれるから釣りが楽になるのです。
ウキの大きさは?

円すいウキの基本サイズはS、M、Lと3種類あります。
使い分け方は重量の違いになります。軽いと感度が上がりますが遠投が出来ない。
重いのはその逆。よってオールマイティーのMサイズが使いやすいですよ。

ウキトップのカラーはオレンジをそろえる事をおすすめします。
イエローは黒潮など海の色が濃い場合は非常に際立ち見やすいですが、オレンジの方がどんな天候でも見やすく汎用性が高い。
高価なウキと普及品のちがいは?
感度、使い心地、強度が高い!何より気持ちがよい!ですかね。フカセ釣りをこれから始める方は、竿さばきもままならないと思います。
そうするとウキを地面、堤防、磯にガンガンぶつけてすぐに傷だらけになるんですよね。
ですから、最初は購入しやすい価格の物を使い、慣れてきたら徐々にグレードを上げていくと良いでしょう。
私も最初はウキに千円以上は無理で、釣り具量販店のオリジナル品を使っていました。
しかし、あまりにも安いウキはバランスが悪いので使うのはやめましょう。

まとめ
ウキには沢山の種類がありますが、初心者はG2・B・3BのMサイズをそろえましょう。形はどんぐり型が扱いやすくてオススメです。
コツとしては同じメーカー、同じ種類のサイズ違いを用意してガンガン使って感覚を身に着けていきましょう。
そうすると次第に使い分け方が身についてきます。ウキの感覚は文章では伝えきれないものがあります。
ウキ関連の記事を掲載しておくので、ステップアップしたい人は是非チェックして下さい!


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