こんにちは、しまLOGのしまちゃんです。
投げサビキ用に使っていた古いスピニグリールがついに壊れてしまいました。急いで新しいリールを入手する為あれこれと調べて入手しました。
今回はリール選びについて解説をしていきます!
●投げサビキ用リールの選定方法
●必要な機能の比較
●購入後のレビュー
●クレストが思ったより良かった
スピニングリールの購入を検討
釣りを始めた30年程前からダイワの釣り具を使っています。その影響で基本的にロッドやリールはダイワ製品を愛用。
エアベールが好きで、スピニングリールはダイワ製品を使っており愛着もかなり強いです。よって今回もダイワのリールで検討をしました。
リールの機種を検討してみた
私はフカセ釣りをメインに釣行しているので、レバーブレーキの無いいわゆる通常のスピニングリールはほとんど使用しておらず、久しぶりの購入となりました。
そんな状態ですから、どのような機種がラインナップされているのか全く知らない状況からリール探しを開始。
カタログと睨めっこして調べてみると、以下のことが分かりました。
●1万円以下の機種が充実
●機能性が非常に高い
●同機種のラインナップが充実
以前と比べてエントリーモデルが非常に充実しています。選べる範囲が広がった事は良いことですよね。
それと同時に機種が多すぎてどれを選べばいいのか迷ってしまいます。ですから、釣りをする目的を明確にして選定する事が必要となります。
投げサビキ釣りに求めるリールのスペック
せっかく購入する新しいリール。使用するリールの目的を明確にして後悔の無いようにしたいですよね。
よって、今回リールに求めるスペックなどを挙げて検討してみる事としました。
●ソルト対応
●耐久性
●価格
●糸巻き量
ソルトウォーター対応モデル
淡水と違い海水の使用になるので、錆に耐えるリールが絶対条件。塩分に強い素材を使いながら、使用後の丸洗いにも対応していないとすぐに傷んでしまうので、気を付けたい点です。
カタログで見る限り、ダイワ製品はほとんどのスピニングリールがソルト対応のようですね。
これが無名メーカーの安価品だと怪しいところ。売り場ではスムーズに動くのですが、部品が安価なので錆に対応する素材が使われていません。
結果、数回の仕様で不具合が起こることが多いので、選定は慎重に行って下さいね。
耐久性
ソルトウォーター対応にも共通しますが、リール自体の耐久性が無いとすぐに調子が悪くなり使えなくなります。
これも搭載されている部品の素材品質になるのですが、安価な物は剛性が低い事が多く耐久性が著しく劣ります。
購入したリールは数年は使いたいので、超入門用の安価グレード品は選考から除外しました。具体的にはカタログ掲載でオープン価格になっている商品です。
価格
投げサビキ釣りは高いスペックのリールは必要ありません。壊れずに長持ちして使いやすかったらいいのです。
そして、価格が8千円前後までなら捻出しようと考えていました。
道糸4号120m巻けるもの
道糸は4号を使用します。30m前後投げて釣りをしますので、スプールは120m程巻ければ十分と考えています。そうすると番手は4000番か少し大きめの5000番です。
潮に仕掛けを乗せてドンドン流していく釣りではないので、ミチイトのストック量はそれ程必要ないのです。
投げサビキのリールはこの2択になった!
この様な条件を考慮し、まずはダイワのカタログと睨めっこしてスペックと価格のリサーチを実施しました。
結果、この2機種に絞りました。レブロスと1グレード下のクレストです。実売価7千円以下で機能性も高いリールです。
■主な機能比較
クレスト | レブロス | |
マグシールド | ✖ | ✖ |
エアローター | ✖ | 〇 |
エアベール | ✖ | 〇 |
オートマチックドラグシステム | 〇 | 〇 |
逆転ストッパー | ✖ | 〇 |
ベアリング数 | 4BB | 4BB |
この表だけを見ると、クレストの✖が多く良くないリールかと思いがちです。しかし、性能や機能の必要性を見極めていくと、必ずしもダメなリールとは限りません。
リールの機能性についてもう少し掘り下げていきましょう。
より詳しいスペックを知りたい人はダイワのHPの比較表を参考にして下さい。
▼レブロスLT-4000CH 重量:255g
▼クレストLT-4000CXH 重量:270g
価格差約¥1500、重量差25g。。。さて、どちらにするか迷いますね💦
あきらめた機能と不要な機能
2機種の主な機能の違いを確認しました。コストも重視しているので、場合によってはあきらめなければいけない機能もあります。
今回着目したのはこの機能です。
●エアローター
●エアベール
●逆転ストッパー
エアローター
『エアローターとは』
ローターの肉抜きによる軽量化で自重の軽減につながる。また独特の最適形状により負荷を分散させており、強度を保ちながら大幅な軽量化を実現している。
エアローターを搭載していると軽量化につながりますが、クレストには非搭載です。レブロスとは25gの差がありますが、このエアローターの影響も大きいと思います。
一方、マグシールド非搭載のリールをエアローター化すると防水防塵性が低下すると聞いたことがある。レブロスはマグシールド非搭載なので考えものです。
結果、投げサビキ釣りでは25gの重量差なら許容範囲内と判断しました。価格重視でエアローターはあきらめました。
エアベール
『エアベール』とは
ベールが中空構造なのでやや太くなるが、この形状が剛性をもらし抜群の強度につながっている。
ベールの強度アップにつながりますがクレストには非搭載。ハードな使用をする釣りではないので強度的には問題なさそうだ。こちらも許容範囲とあきらめた。
逆転ストッパー
リールの逆転の切り替えスイッチになります。この機能、全く使わないですよね!なのでむしろいらない。レブロスには搭載され、クレストには非搭載です。
余計な機能なら、排除してコストダウンにつなげたいし破損の可能性も回避したいところです。
ネット上の口コミ
ネットでいろいろと検索してみるとハンドルの巻き心地に差があると言っている方もいる。これは気になるので声をチェックしてみました。
クレストだっけ?
— 泉澤ちる@やまめをもとめて114514歩 (@CHiRu_ZF2a) November 23, 2016
レブロスの廉価版
あれは本体は軽いけど巻き心地が重い
エクセラー。本体が重い。スプールが狭くて飛距離望めない。巻き心地はしっかり。
— ゴメス@パセリ (@tetu_osakana) November 26, 2021
クレスト。スムーズで軽量だが、巻きごこちにチープ感。
レブロス。ダイワのスタンダードタイプ。何にでも使える。
残念ながらダイワだとレガリスとか、シマノでも持ってないのは多い。持ってるものだけの感想。
やはりクレストの巻き心地はやや劣るのでしょうか。ここは後悔しないように実際に試してみたいところです。
釣具屋さんでリールを手に取ってみた
さっそく近所の釣り具店へ行き、検討中の2つのモデルの実物を操作してみた。ハンドルを回した感想はなんてなめらかなの!
現在のリールはエントリーモデルでこのフィーリングを堪能できるのだと、ちょっと感動してしまいました。
そして、レブロスとクレストで巻き心地に違いを感じる事が出来ませんでした。もしかすると、実釣での巻き心地に差が出るのかもしれませんね。
しかし、実際に手に取ってみて良かったと思います。
これに決定!クレストLT4000-CXH
価格、スペック、フィーリング共に納得のいくクレストを今回購入しました。ローコスト商品なのですが、やっぱり新品は心がウキウキしますね!
リールの備品について
箱の中身はリール本体と取り扱い説明書、調整用ワッシャーがありました。
どんな安価な機種でも以前はリールを入れる袋が付属していましたが、今はそのような物は付属しないのですね・・・。時代の流れでしょうか。
↓こんな袋が付属していたな~
ダイワ/クレストLT4000-CXHのインプレッション
巻き心地は最高に良い!
お店で感じたハンドルの巻き心地の良さは、実釣でもしっかりと再現されています。気持ちいいですね!この巻き心地がずっと続いてくれれば言う事なし!
ドラグ性能
正直全く期待していなかったのですが、すごく効きがよくてびっくりしています。安価なリールのドラグはジリジリと微妙な効き具合が再現できないことが多い。
ところが、クレストは結構いいですよ!36㎝のアジを掛けた時、引きが強くて口切れを心配したのですが、しっかりとドラグが効いてくれて安心してやり取りが出来ました。
ハンドルのがたつき感
巻き取りの時、若干のハンドルのガタツキ感が気になります。構造的な問題だと思います。しかし、実釣には全く問題のない範囲です。
それ以外の機能が想像を超えてよかったので、この程度なら許容範囲ですね。
道糸4号を巻く
道糸は4号を巻きました。投げサビキ釣りでは標準の号数です。
私が愛用しているのはダイワのアストロン磯プロパックⅡ、600m巻きがオススメです!
安価ですが信頼のおける商品です。価格が安いので痛んだら気兼ねなくドンドン巻き替えることができるので、ラインがいつもフレッシュな状態になる。
そうすると、結果的にラインブレイクが減ります。コスパ最高ラインです!
まとめ
今回のリールの購入はクレストにして正解でした。価格に対して巻き取り感やドラグの効き具合など、コスパ最高のスピニングリールだと思いますよ。
何度か使用して分かりましたが、このリールならアジの上げサビキ釣りで活躍をしてくれることは間違いありません!
もしリールの購入を検討されているのでしたら、クレストをおすすめします。
▼アジの投げサビキ釣りの記事でよく読まれているのはこれです。参考にしてください。
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