アジは遊泳層が頻繁に変わる魚です。
堤防際で釣る小アジとは違い、中アジや大アジを狙うにはある程度仕掛けを遠投し、棚をしっかりと探る必要です。
こんにちは、しまLOGのしまちゃんです。
今回は中アジ狙いの投げサビキの効率的な棚の探り方について解説していきます。
これを見て手返し良くアジをゲットしていこう!

>>動画で見たい方はこちらをどうぞ。同じ内容です。
中アジ狙いの投げサビキ釣り、タナの取り方

日中の中アジ釣りの基本は底狙い
日中の中アジや大アジは底付近にいる事が多い。
夜になると岸際に寄って遊泳層も浅くなるのですが、日中の釣りは「底」を強く意識する事でアジのアタリを多く取る事につながります。
ですがアジは気まぐれで、釣れていた層が急に変わりピタッとアタリが遠くなることがあるんですよね。
状況によってタナが底から中層の間に変化する為、敏感に対応する必要があります。
アジの釣れる時合い
アジの地合いは朝と夕間詰めの短時間となる事が多い。
この時間以外でも釣れない事はありません。
しかし、いっきに食い気の上がる間詰め時の1時間前後が釣果を分けるチャンスタイムなのは間違いありません!
私は早朝は苦手(釣り人失格…)なので、夕方の日没1時間前から短時間勝負をしています。
効率よくタナを探る必要がある
短時間勝負なのに棚が変わる事があるので、ベストなタナを効率よく探していく必要があります。
この方法について解説していきます。
タナの基準は底をしっかりと取る事
ここからはタナの取り方について解説を進めていきます。
タナを探る時にやりがちなミスとは?
釣り場に着くと一刻も早く仕掛けを投入したくなるのが釣り人の気持ち。
そこでやみくもに仕掛けを投入してアタリが無い場合、その後のタナの探り方はどうすればよいでしょうか?
タナを上げるのか、下げるのか?
そもそも現在どれくらいの水深を釣っているのか把握していない…。
こんな状況になると、どのように釣っていいのかわからなく迷うばかりです。
まずはしっかりと「底」をとる!
釣りの基本。
まずは底を取ることが大切です。底までの深さが分かれば現在自分の釣りをしている層が把握できます。
仮に底で魚の反応が無ければ、徐々にタナを上げていく事で効率良く探れるはず。
それに対して中層から釣り始めた場合、反応が無いときタナは深くする?浅くする?
魚からの反応が無い場合、タナの上下の移動は判断が難しく非効率的です。
アジは底付近を釣るのが基本ですから、確実に底のタナを取り反応を見ながら徐々に浅くしていく方法がとても効率的です。
では、どのように「底」を把握すればよいでしょうか?
底を把握する方法とは?
底をしっかりと把握する方法として非自立ウキを活用します。
下記の方法を試してみて下さい。
ウキ下をドンドン深くしていき、ウキが立つか立たないかの層を把握します。
この状態が正確に底をとれた状態となります。
何度も仕掛けを投入し直し微調整して把握しよう。
ウキ止めを賢く活用し速攻でタナを探る方法!
底ベタから釣りを始めましたあなたが次にやること。
最初の数投はアジの反応確認と集魚効果を狙ってプラカゴの窓を全開で投入します!
ここでいきなり反応があるようでしたら、アジをそのポイントに釘付けにするためにプラカゴの窓を全開にして同じ層を狙い続ければOK。
アタリが無ければ1m程タナを浅くして数投して様子をみよう。
これを繰り返し中層付近まで来たら、また底ベタを狙います。
その場合、底ベタの位置が分からなくなってしまいがちです。
ウキ止めのちょっとした使い方の工夫で解決できます。
この作業を行っておくとすぐに底ベタのタナに再設定が出来るのです。
非常に効率的ですので是非この記事を参考にして試してみて下さい。

投げサビキはプラカゴのコマセの出方でアジをコントロールする
効率良く釣る為にプラカゴは最適です。
最大の利点はアミの放出量を調整できることが挙げられます。

放出量を調整することでアジを寄せたり、その場に留めさせたりをコントロールできます。
その使い方などはこちらの記事を参考にしてみて下さい。

まとめ
アジの時合いは短いので、短時間で棚を把握して釣る事が必要です。
解説したことをしっかりと実践し底を意識して手返し良く探る事を行てみて下さい。
きっと好釣果へつながるはずです!
こちらの記事はよく読まれているので参考にしてみてください。

