本日はタイミングよく季節風の弱まる天気予報でしたので、行きつけの境水道へ釣行し納得のグッドコンディションである寒チヌを釣り上げる事が出来たよ!
冬季のチヌ釣りはスロースタート
今朝の予想気温6度。この数日間は寒波の影響で雪が舞ったり近くの大山は雪化粧したりと、寒い日が続いておりました。
釣りは日の出から行うのが常識のようですが、冬場に関してはそんなに急いて行く必要はありません。
魚も水温上昇と共に活性が上がると考えていますので、10時頃に釣りをスタートする感じでゆっくりと行動をしています。
今回も解凍予約したオキアミを9時に引き取りに行き、数か所ポイントをチェックして10時釣り開始でした。
参考)オキアミの解凍予約の方法など
チヌ、クロダイ釣りタックルセッティングと底取り
釣り場に着くとまずはコマセ作りを行います。今回も自作コマセで費用を節約しています。
寒の時期ですからコマセに重量を持たせてしっかりと底に効かせたいと考え、石灰はいつもより1~2杯多めに配合した。
参考)簡単!配合餌の自作
そして絶対に欠かさないのが水温計測とウキ下の水深チェック。水温はなんと13度!?境水道の先の外海は16度位あるので、かなり冷たい海水が中海から流れているようだ。
これは水温が急降下している様子。本日はかなり厳しい戦いになりそうです!
そして水深チェック。大体は把握していますが、今日はこんな状況ですから底をギリギリ這わせるような釣りになる。よって、シビアに底を把握する為に10回ほどキャストを繰り返しウキ下を調整しました。
参考)水深の把握方法や、堤防で釣りをする時に知っておきたい事。
本日のタックルと釣果
釣行日時 12月5日 10:00-14:00
釣り場 境水道
潮回り 大潮
タックル ロッド:ダイワ/メガディス1.25-53
リール:ダイワ/インパルト
ミチイト:1.85号
ハリス フロロ1.5号
針 チヌ針2号
エサ オキアミ生、シバエビ
釣果 チヌ 45㎝
スタートフィッシング
本日は大潮、境水道は汽水域で汽水湖の中海と美保湾を結んでいます。
大潮の干満時は川のように流れて、とても底にコマセを溜めて釣る様な事は出来ないので、急流をかわせるポイント選択が必要です。
今日はそんな場所の5mから急激に駆け上がるラインを意識して釣りを組み立てる事としました。
仕掛けを投入すると意外とエサが取られる。どうやらフグのようですが、それすら活性が低いようで時々取られる程度。
急流の影響でウキが左右奥手前と流され翻弄されます。投入点を少しづつ変えながら魚からの反応を伺う。
チヌ、クロダイ釣りに遠矢ウキはいいぞ!
先月から遠矢ウキを使っていますが、これが本当にいいですよ!私の釣りポイントは大体5m前後となります。
そこでチョイスしたのが遠矢ウキ300S-中(自立ウキです)。なにが良いかと言いますと・・・。
・重量があり投入しやすく扱いやすい。
・ウキトップが逆光でも見やすい
・感度が良い
全長64cmと長めですが、重量があるので扱い慣れていない方でも投入しやすく扱いやすいウキ。
残浮力が大きいモデルですのでウキトップに残浮力調整材を挿入して整えます。遠矢ウキの特徴の一つです。
私はこれにヨリモドシ付き1号+3Bのオモリを装着し、ウキには遠矢スイベル(G2程度)にチヌ針2か3号です。
良く行く釣り場は朝から正午まで逆光になりますが視認性が良く助かっている。感度も最近まで使用していた他メーカー品より全然いいよ。
参考)遠矢ウキについて
そしてその時は突然に
駆け上がりの際でウキがモゾモゾ・・・、1メモリウキが入り手に力が入ります。
次の瞬間シュッと入り間髪入れづに合わせを入れます。すぐに良型とわかるトルクのある引き!気持ちイイ~!
足元まで来ても上がってこず抵抗をするのでもしかしてデカボラかと思いましたが、体高があり身の厚い見事なプロポーションの寒チヌでした。
その後も魚の気配はあった
なかなかアタリの遠い釣りでしたが、2回ほどこのようにオキアミが殻だけになって帰ってきました。これ、グレとかチヌの仕業なんですよ。
フグなどのエサ取りと違い、グレやチヌはオキアミを吸ったり吐いたりして捕食しますので、殻だけが残る事がよくあります。
過去にもアタリが無い時間が過ぎ、この状態でサシエサが戻ってきた次の数投以内にドカンと来た事が何度もありました。特にチヌはデカイのがくる。
本日のように活性が低いと一気に食い込まないのでこの様な事が起こる訳だ。これは魚が寄っている証拠でチャンスだったのですが、今回はヒットにつなげる事が出来ませんでした。
今回のサシエサローテーション
今回は3種類のサシエサをローテーションしました。オキアミ生とそれを黄色く着色した物。あと、グレ用に冷凍保存しておいたシバエビ。
参考)オキアミの簡単な着色方法
今日のアタリエサはオキアミ生の未着色でした。
冬の釣りの楽しみ
数少ないアタリをじっと待つ・・・。寒くて体が冷え切ってしまいます。そんな時暖かい食べ物があると癒されますよね。
私、冬の釣りの昼食はこれを作って食べます。カップ麺!
お湯を沸かして作るのですが体が温まりホッとします。釣り仲間と行く時はコーヒーなどを入れて談笑。最高のひと時です。
今後の釣り
海水温は概ね外気温と1か月程ずれて移行しています。よって、秋から冬になりつつあるので水温も安定せず、釣果を得るのが難しい季節となる。
ですがもう少しすると水温も安定します。低水温ですからアタリは少ないですが、この様な状況で喰ってくる個体は体力のある大物が多いので、一発勝負でデカいチヌを狙う事が出来る訳なのだ。
寒さに負けず、寒チヌを狙って冬の日本海で頑張ります!